梅の花に来る鳥達 1 ~メジロ百態~
我が家の小さな庭にある
梅の木に、
花が咲き始めたら、
鳥達の往来が盛んになってきた。
その梅の木は、今7分咲き。
その鳥達の様子を
順に紹介しようと思うが、
まず筆頭は
梅にウグイスならぬ、
「梅にメジロ」
美しさを求めて
実のなることを放棄した
八重咲きの花だが、
素晴らしい香りと、
微かな蜜だけは残した。
だから鳥達が
いつも飛んできて、
中の蜜を吸い、
受粉活動をしてくれているが、
実がならないので、
ちょっとはかない。
紅白の花が咲く、
この
「思いのまま」は
だから美しさと引き換えに、
自分のためではなく、
あるいは小鳥たちのためだけに
香りと蜜を
残したのかもしれない。
オスは自然の蜜を求めて、
花に顔を突っ込んでいるが、
メスは、
空っぽの蜜入れの中の蜜の味を求めて、
甘い味が付いている容器の縁をなめている。
花の蜜も飲み、
蜜入れの蜜も飲み、
お腹が満たされたメジロ夫婦は、
しばしの間、
梅の香りの中で休憩。
至福の時である。





