龍の版画 ~年賀状で気をつけたいこと~ | Totoronの花鳥風月

龍の版画 ~年賀状で気をつけたいこと~



今年も


年賀状の当選番号が発表になりました。




皆さんは


何か当たりましたか?




我が家は


いつも二百枚くらい頂いて、


切手シートが2、3枚当たるだけ。






確率からすると、


4枚以上は当たらなければならないはずだが、


運が悪いのか


いつでも2、3枚。





そして今年は


やっぱり2枚の切手シートだけでした。





2枚くらいなら、


コレクションするほどのこともないし、


何かの時に


友達や親せきへの郵便で


いつも使ってしまっているが、


どうせなら、


宝くじみたいに、


百万円くらいの賞金が当たるようにしたら


もっと人気が出るかもしれない。






ところでその


辰年の年賀状、


私はいつも手彫りの版画を


皆さんに出している。





今年の作品。




Totoronの花鳥風月-ryu1




私には


絵心も


デザイン能力も何もないので、


いつも


漫画や


映画や、


写真や


過去の芸術家のデザインを


アイデアとしてお借りしたりしているのだが、


今年も、


デザインをお借りして、


このようなものを彫ってみた。







龍と言えば


中国で出来上がった


天駆ける架空の動物であるのはご存知の通り。







シカの角と


ヘビの鱗と


鷹の爪と


虎の牙と


鯉のひげと


数えればきりがないくらいに


たくさんの生き物の特徴を


少しずつ取り入れて出来上がった動物だから、


強そうに見えても、


何かしら主体性がない動物である。






今年はそんな龍を嫌って、


それをまともに描くことはせず、


ヨーロッパ調の龍にして見た。







年賀状として出す時には、


たとえば下記のような挨拶を入れて


それぞれの方に差しだす。




Totoronの花鳥風月-ryu2


どこまでも手作りである。




手作りであるが故に、


その出来は問わない。







だが、


受け取った皆さんからは、


毎年楽しみにしていると、


印刷された年賀状でご挨拶を頂く。






なにかちょっとおかしいが、


年に一度のことであるので、


私も相手の年賀状の出来については


印刷であろうと写真であろうと、


ペン書きであろうと問わない。





さて、


年賀状の内容でひとこと。





皆さんは


写真入りの年賀状をお使いではありませんか。






その年賀状には、


自分の顔が写っていますか。





子供の顔だけの年賀状になっていませんか。





あなたが差しだす相手の方は、


あるいはあなたのお顔を見たいかもしれません。





子供と


年賀状の交換をしているのではないと


思うかもしれません。






もしその相手の方が結婚していて、


子供さんがおられないご夫婦だったら、


子供の写真の年賀状を受け取っても


楽しくはないかもしれない。







もし相手の方が、


もう良い年頃なのに、


まだ独身の方だったら、


そんな年賀状は欲しくないかもしれない。






それだけではなくて、


ひょっとしたらその年賀状で、


毎年心が傷ついているかもしれない。






家族の幸せそうな写真や、


子供だけの写真の年賀状は、


身内には良いが、


受け取る相手によっては、


親ばか丸出しで、


正月から嫌な思いをする人が


あるいはたくさんいるかもしれないので、


くれぐれも


注意を要する。






相手の方に配慮をして、


そんな年賀状を送りつけないような


せめてもの心遣いをしてくださいね。






印刷すれば簡単に済むものを、


写真にでもすれば簡単に済むものを、


苦労して


毎年徹夜しながら


あの人は喜んでくれるだろうか、


この人は元気でいるだろうかと


いろいろ考えて彫る年賀状。






私は、


年賀状は


受け取る人1人1人が


みんな喜んでくれるような、


そんな年賀状を作るように


毎年毎年


気を付けているつもりである。