誰にミセバヤ ~真冬に燃え上がる花~
この花が、
何の花か
花を見ただけで分かる人は
おそらく居るまい。
こんなにアップにして
観賞する花ではない。
でも、
良く見てみると、
かわいい形をした花ではある。
五弁の花びらを持つ
星形の花。
どのような理由からか、
それが集合体になって
丸い塊りになって咲く。
「ミセバヤ」
昨年12月3日のブログ、
「ミセバヤのその後 ~燃え上がる最後の命~」 で見ていただいた
あのミセバヤである。
多肉性の宿根草。
日本古来の
古典園芸植物の1つである。
現在、野生種は「特定希少野生動植物」の一つに指定され、自生地での採取は禁止。
違反者は一年以下の懲役または100万円以下の罰金。
そんなミセバヤ。
花が咲く前も、
花が咲いても、
そう目立つ植物ではなく、
観賞用としての人気では、
洋物の
多肉植物に負けているが、
真冬になると、
洋物には及びもつかない
目を見張るほどの芸がある。
花が咲くこの時期までは、
普段着の日本女性だが、
真冬になると、
派手な着物を来て、
隙のない化粧をした
京都の舞妓さんほどの
芸達者。
12月2日の
昨年の姿。
真っ赤に己自身を燃え上がらせて、
葉も茎も
最後にはみんな燃え尽きる。
すさまじいばかりの変化をする
「ミセバヤ」。
前掲の写真も
あとひと月もしないうちの、
このように燃え上がる。
紅葉の時期になっても、
どのようなモミジ葉にも負けない
小さいながら気丈な花を
私は好きである。



