バングラデシュ視察 12 ~ヒンドゥー教のお祭り~
ジェトロのダッカ事務所を訪ねている時、
外から
大音量の音楽が聞こえるので、
何かお祭りでもあるのですか、と尋ねたら、
ちょうど
ヒンドゥー教のお祭りが
始まったところです、とのこと。
まるで
日本の盆踊りの時の
賑やかさと同じ。
こんな機会には
そうそう巡り合わないだろうから、
せっかくだからと
ジェトロを退出してから
ちょっとだけ覗いてみました。
即席に作られたという寺院。
祭りが終わったら
跡かたもなくかたずけられるのだそうな。
なんでできているのかと思って、
壁に触ってみたら、
何と布。
骨組みに布が張られただけのもの。
遠目には立派な建物。
なかなかやることよと、
変に感心。
中に入って見た。
敬虔な信者の方で中はいっぱい。
この時期のお祭りで、
祭壇の奥に見える
千手観音のような女神像から判断すると、
ドゥルガー・プージャー祭りかもしれない。
ヒンドゥー教には、
女神がたくさんいるけれど、
ドゥルガーとは、
戦さをつかさどる女神。
おしゃれなサリーで着飾って、
親類縁者がみんな一緒に参加し、
まるで盆踊りのような雰囲気を醸し出す。
戦の神で、
怒りを現わす神なのですが、
デザインは洗練されており、
頼りがいのある表情です。
珍しい機会に出合って、
良い経験をしました。
会場にいる時、
上空を輸送機が通過。
遠い被写体だったが、
引きよせてみた。
バングラデシュ軍の輸送機でしょう。
参考までに記すと、
バングラデデシュ軍は
志願兵からなり、
現在の兵力は約14万人。
ちなみに日本の自衛隊は
陸上自衛隊 約15万人
海上自衛隊 約 5万人
航空自衛隊 約 5万人 が定員であるが、
この平和な時期には、
定員割れになっているかもしれない。
日本と比べても、
バングラデシュ軍の
人数は少ないが、
PKOにも積極参加。
過去何度も軍事政権を樹立し、
今でも政治に
大きな発言力を持つ。
貧しい国で、
軍が強力な力を持つのは、
赤の国や
北の国と同じ。
胴体に描かれている模様は、
国旗と同じ色調のデザイン。
日本だったら、
四角い国旗をそのまま描くのだろうが、
バングラデシュは
すべて丸くデザインしてある。
国が
自由の名のもとに、
国民も政府も、
みんな丸くまとまってくれることを願うばかりである。





