バングラデシュ視察 10 ~アッシャン・モンジル見学~
ダッカ市内の
人ゴミと
リキシャや車の混雑と
ゴミの山など
今まで貧困にスポットを当てて
皆さんにご紹介しましたが、
こんな奇麗なところもあるのです。
「アッシャン・モンジル」
「ダッカの旧地主ダッカ・ナワーブ家の旧邸宅」。
写真は、佐藤理事と田代監事。
別名 「ピンクパレス」 と呼ばれるこの建物は、
今では博物館になっている。
ベンガルの貴族階級であったナワーブ家は、
1765年、
イギリスにより徴税権や行政権を放棄させられ、
利権をすべて失った。
それにより近代化が始まったのではあるが、
一族は
普通の民になってしまった。
その建物の正面で、全員そろって記念写真。
ナワーブ家の家系図は、
この建物の中に展示され、
代々の当主も
写真入りで掲示されているが、
今でも
末裔がダッカに生存しているという。
ロシアやフランスや、
その他王制を敷いていた国の
革命後の最後は、
一族皆殺しで、
その血筋は抹殺されるのが普通だが、
ダッカの大地主は
きっと民のために尽くしたのだろう。
現在でも
その血統が引き継がれていることがうれしい。
その全景。
そのナワーブ家を守っていた
私兵のいたという場所も、
権利を放棄させられた時期に、
接収され、
イギリスとベンガル軍の駐屯地となった。
その駐屯地跡地も、
広大な敷地は、
海からの敵を防ぐため、
当時海に面していたが、
今ではそこも住宅地となっている。
その城壁の上に1人佇むのは櫻井専務理事。
その上からの景色は
こうなります。
きれいに整備された芝生の庭。
池には、
噴水が噴き上がっていたであろう
設備の跡があります。
このような施設は
入口でチェックされ、
有料で開放されているが、
貧困世帯は入場しないと見えて、
女性なども
身ぎれいな人たちが多い。
その中で、
高校生の一団に声をかけ、
一緒に写真に治まって頂いた。
リキシャをこいでいる家族には見られない、
この奇麗さは、
おそらく上層階級の人たちでしょう。
そんな階級の人しか入れない
デパートもある。
入口で、
バッグの中身や
体を検査され、
服装もチェックされて、
やっと中に入れます。
少なくとも、
リキシャの生活レベルの人は
入れません。
ここは
外の世界とはまるで別世界。
吹き抜けの
高い天井を持つこのデパートは、
バングラデシュ独自の資本で運営されているらしいが、
自国民を
こんなに差別していいのだろうか。
そのデパートで買った
Tシャツとベルト。
私は
ブランド志向ではないので、
これが何物かは知らない。
Tシャツ 1,300円。
ベルト 1,500円。
いろいろな問題を抱えている
バングラデシュである。









