フラワーアレンジメント ~花の弁当?~
我が家の庭に咲いた花々は、
盛りの時に
あるいは
終わりに時に、
切り花になって
玄関に飾られ、
華やかさを演出するが、
月に二度ほどは
こんなものが
どんと居座る。
四角い箱の中に、
たくさんの花が押し込まれ、
トンボが留まり、
リンゴが置かれている。
月に二度ほど登場する
このような作品は
我が女房殿が通っている
フラワーアレンジメントの日に
持ち帰ってくるものである。
以前のアレンジメント作品は
白い花ばかりの作品が多く、
花は
カラフルなものが好きな
私の好みに合わなかったので、
玄関への飾りつけは
固くお断りしていたのだが、
近頃の作品は、
少し色気も出て来て、
何とか飾れるようなものになって来たので、
場所の提供を許している。
白い花はトルコキキョウ。
本来なら、
ふわ~っとフリルみたいな曲線に
広がって咲く花だが、
丸く押し込めてあるので、
薔薇の花と見まがう。
青い花は
季節の花リンドウ。
赤い花は
これも季節の花小菊。
スペースを埋めている
小さなピンクの花は、
ワックスフラワー。
花びらが
ワックスをかけたみたいに
つやがあるのでそう呼ばれるが、
あまり目にしない花。
トンボとリンゴは、
中の花に視線を集中されると、
四角四面に押し込んだ
この作品には
自然さがなく
すぐに飽きられる可能性があるので、
きっと
その視線を
そらすための手段として、
脇に置いたポイントだろう。
私は、
このトンボとリンゴは、
師匠が
作品の不完全さを認めた
窮余の策の
付属品であると、
判断する。
女房殿に、
この作品は、
「未完成花見弁当」だな、
と言ったら、
怒っていた。
だけど、
当たらずとも遠からず、
だと思いません?
皆さん!

