シジュウカラとスズメの巣の確認 ~完全な10:1~
先日巣立っていった
シジュウカラと
スズメの
空になった巣を取りだして、
子育てが
完全だったのかどうかを
確認してみました。
まず、
シジュウカラの巣。
巣立ちの後、
雨続きで巣材が湿り、
巣箱の壁面が濡れています。
巣は
緑色をしていますが、
これは巣材のコケの色。
こちらは、スズメの巣。
巣材はススキの枯れた穂先や、
枯れ草、
ワラなど様々。
でも共通しているのは、
すべてスズメの体の色と同じ色をした巣材。
スズメのヒナが
外から見えるわけでもないのに、
この頃から
保護色を使う徹底ぶり。
軒下のあるので、
シジュウカラの巣と違い、
乾燥してカラカラ。
シジュウカラの巣を
外へ取り出してみた。
使われているのは、
枯れたコケではない、生きたコケ。
巣の中でも、
水分を得て緑色はほとんどあせていない。
雛がいる時中心部にあった
羽毛らしき白い巣材は、
ほとんど姿を消している。
多分、
雛の糞を運ぶ出す時に、
その糞に付いて
少しずつ少しずつ外に運ばれ、
ほとんど無くなったものとみられる。
何しろ雛が
10匹も居たのだから。
スズメの巣も
外に出して調べてみた。
このままでは
中が見えない。
昨年の巣と違って、
洞穴みたいな作りになっている。
雛が1匹しか巣立たなかったのだから、
後に
孵化しなかった卵やら、
ヒナの死骸などがあるのではないかと、
巣を広げて確認して見たが、
そのような残骸は何も出なかった。
それより何より、
中心部にはフェザーがたくさん敷き詰められて、
いかにも暖かそう。
写真のように、
フラットな巣だったら、
一度巣箱を覗いた時に、
ヒナの数が確認できたのだろうけれど、
今年の親は
実に精巧な巣を作った。
でも、
これで一羽はちょっとさびしい。
きっと、
今年親になったばかりのカップルだったのだろう。
ヒナが巣立った後のこの巣には、
先のブログで登場してもらった、
新しい夫婦が興味を示し、
使わせてもらいたいような様子をみせたので、
今度はヒナが観察しやすいように、
巣をフラットにしたまま、
もとの巣箱に押し込んで、
改めて軒下にセットした。
そんなことは気にせず、
今でも出入りしているようだから、
この巣でヒナを育てるかもしれない。
シジュウカラは、
他の鳥の作った巣は使わない、と聞いたことがあるが、
スズメはその点、
非常に合理的ではある。
子育てが始まったら、
また、
実況中継をいたしますので、
時々覗いてみてください。





