シジュウカラ遂に巣立ち!前編 ~快晴・無風の日~
2011年5月25日(水)、
昨日の雨が嘘のように、
快晴・無風。
私がシジュウカラの親なら、
巣立ちにこんな絶好の日はないと判断する。
だからきっと、
我が家のシジュウカラも判断しているだろうと、
カメラ・三脚・簡易イスの支度を整える。
5時ごろから様子を見ているが、
親の呼びかけが激しい。
イモムシを持って来ていながら、
簡単には中に入らず、
外へ出てくるように
しきりに促す。
この呼びかけは
3日ほど前から目立つようになった。
私は、
昨年も1年間、
子育てをじっくり観察してきたので、
今では
シジュウカラが何をしゃべっているのかが
分かるような気がしている。
この鳴き声は、
子供に自立を促す声。
今朝は、
きっと巣立ちがあると確信する。
両親が、
同じ呼びかけを続ける。
でも、
ヒナにとっては初めての世界。
飛び方の予行演習だってできていない。
だから当然躊躇はある。
まだ決心がつかないと思えば、
親はやむなく中へ入って
そしてヒナに餌をやる。
だけど
餌を運んでくる度に
呼びかけはやめない。
8時ごろ、
自分も朝食の時間なので、
いったん部屋に入って朝食を取る。
朝食を終わり、
お手洗いに行って
窓に取りつけたミラーを見たら、
何と子供の顔が見える。
これは用なんか足してられない。
もう一度
あわてて観測地点へ戻る。
中のヒナが反応を始めた。
出入り口から顔を覗かせている。
初めての世界。
親からどんなところか
聞いているのだろうか。
初めての飛行に、
不安なんかはないのだろうか。
ちょっと思案顔・・・。
でも、
決断はきっともうすぐ。
私の判断に間違いはない、と思う。
顔を出しては親を呼ぶ。
所在だけは確認しておかないと、
出てから親を見失ったら、
自分の命が危ない。
ひと声ふた声鳴くと、
間違いなく両親はそこにいた。
「早く出てお出で!」 と
迎えに来てくれる。
でも、やっぱりちょっと怖いな~。
「ほんとに大丈夫?」 と問いかけると、
親はフェンスの上から、
「大丈夫だよ」、と答える。
「ほら、早く!出ないと後ろがつかえてるでしょう」
後ろの子供達が
早く出たがっているかどうかは分からないが、
しきりに誘うところを見ると、
親はきっと子供の心理を分かって言っているのだろう。
一番手を切って、
外へ飛び立ち、
空を舞うのはやはり勇気がいることだろう。
今朝、
初めて顔を覗かせてから、
出たり入ったり、
あるいは選手交代があったかもしれない、
遂に巣立ちの時を迎えた。
「え~ぃ!」
勇気をふるって、
出た~~っ!
ヒナが顔を覗かせ始めて、
約20分ほど経った
2011年5月25日、
午前8時48分の出来事でした。
それにしても、
無事に巣立ちの時を迎えられて、
まずは
めでたしめでたし! でした。
全部を一気に書くと長くなるので、
この最初のブログでは
巣立ち開始までの前編 だけにとどめます。
あと、
全員巣立ち終了までの中編 と
巣立ち後の様子の後編 を
今日中にアップしますので、
あとからまた、
見に来て下さいね。









