シジュウカラの水浴び後 ~裸のあそこ~
鳥は、
当然のことながら
全身を羽毛に覆われている。
ところが、
その全身のなかで、
羽毛に覆われてない見えない部分があるのを
皆さんはご存知だろうか。
それは
先日公開したお尻と、
一番大事な
卵を抱くときのお腹の部分、
そして、最後に
飛ぶために非常に大事な
羽の手入れをするための
尾脂腺。
この3か所は
羽毛に覆われていないところである。
そしてそれは、
裸であるが故に
弱点でもあり、
自然界でその姿を見ることはない。
その
驚くべき尾脂腺の姿を、
今回は
自然の中で偶然捉えた。
その過程を
ご覧ください。
水浴び後の羽繕いの時の姿。
お腹のあたりも当然します。
尾羽もしかり。
尾羽は
飛ぶ時の方向性や
ブレーキをかける時に
非常に大事な役割を果たします。
胸の辺りも念入りに・・・。
左の風切羽も・・・。
そして、右の風切羽も・・・。
最後に全身の水気を取るため、
ブルブルッとした時でした。
尾羽の付け根部分にある
裸の尾脂腺が見えるでしょうか。
私も、
写真を撮った時には気付きませんでしたが、
あとから整理している時に、
はてな?と思いました。
前回のお尻とはちょっと違います。
今度はお尻の背の部分。
同じように大判で写すと
こうなります。
こんなところが
自然界でむき出しになることは
ほとんどないことだと思います。
小鳥を飼っている方、
一度自分の小鳥のこの部分を、
意識して見ていただけませんか。
これは
尾脂腺と言って、
自分の羽を手入れするのに大事な
脂肪分の出るところで、
ここから出る脂肪をくちばしに付け、
羽に丹念に塗って
羽に完全防水処理を施します。
そのため、
彼らは、
水浴びしようと
雨が降ろうと、
全く濡れないし、
雨の日の飛行にも
まるで影響を及ぼしません。
彼らの命は、
人にはないこんな器官で守られているのです。
顔から脂を噴き出している中年の男性。
いつも脂取り紙をさりげなく使っている女性。
命を守ってくれている
鳥たちの尾脂腺に、
ちょっと思いを馳せてみて下さい。






