ミセバヤのその後 ~燃え上がる最後の命~
カタカナで書いてあると
いかにも洋物みたいな気がしたが、
調べてみると
日本原産だという「ミセバヤ」について
ブログに
ここにも秋 ~ミセバヤの花と紅葉~ という題で
アップしたのは11月10日。
その時のミセバヤは
花が盛りのこんな状態。
それからわずか20日余り経っただけなのに、
次のような激しい変身。
それはそれは
見事なばかりの変わりようである。
昨日夕方、曇り空の時の撮影。
こんな鮮やかな朱色が
一体どこに潜んでいたのやら。
近づいてみると
まぶしいばかりの色彩で、
株が一つに溶け合ってしまい、
一枚一枚の葉の輪郭さえも定かではない。
まさに燃え上がっているような姿。
下は、
今朝の朝日を浴びたミセバヤ。
太陽を浴びると、
コントラストがはっきりしすぎて、
どうしても陰影が濃くなるが、
それでも激しい赤は隠せない。
このミセバヤも、
モミジやハゼやナナカマド等の紅葉樹と同じで、
間もなく燃え尽きて散ってしまう運命にあるが、
ここまで激しく燃え上がると、
前述の木々と違い、
自分の幹まで燃やしつくし、
地上部は完全に消失してしまう。
命をかけて燃えている、
そんなすさまじい執念さえ感じるような
ミセバヤの紅葉である。
花の咲いている時の株からは
考えられないようなストーリーを持つ
ミセバヤの生涯。
何ゆえの炎上か。
自然には
分からないことばかり。
葉が落ちるのは
枯れたからではない。
その付け根に、
あたらしい命を誕生させたからである。
人も
そのようにして
いさぎよく散りたい。
修業は続く・・・・・。




