夏の終わり ~南部鉄風鈴~
我が家には、
風鈴が二つあり、
夏の間中
周りに珠を転がすようないい音色を響かせています。
何といっても、
風鈴は
南部鉄に限ります。
見た目の涼しさでは
カラフルなガラスの風鈴に劣るかもしれませんが、
音色は
比較にならないほど南部鉄の風鈴が優れています。
そのうちの大きい方の風鈴は、
今年も、
玄関先で
いい音色を響かせていました。
玄関先の灯りの下にセットしてあります。
このように。
猛暑が続いたので、
今年はいつになく長く働いてくれました。
だけど、
秋風が立って、
取り外す時が来たようです。
いつもいい音色をありがとう。
お寺の梵鐘のような重厚な姿。
正面には龍の文様。
長年にわたって持ちこんでいるものだから、
こんなに錆が浮いているけれど、
重厚さが好きでこのままにしています。
これは
一つの思い出の品。
龍の裏面に廻るとこんな感じ。
見てすぐにお気づきだと思いますが、
「千光寺」の文字。
千光寺とは、
広島県尾道市の名物寺。
このお寺のある千光寺山には、
お寺の境内を通り抜けるように
約1kmにわたる文学の小道があり、
林芙美子、正岡子規、志賀直哉、松尾芭蕉など
著名な人の文学碑がたくさんあり、
みんなの散歩道にも、
観光客の観光道路にもなっています。
千光寺境内から尾道市街を望む。中国5県を担当エリアで活動していた時に、尾道にはよくきました。
その千光寺に行った時、
求めてきたのがこの風鈴。
以来、
幾度の夏を経過しただろうか。
毎年毎年、
奇麗な音色を響かせてきたこの風鈴は、
我が家の夏には
なくてはならないものとなっています。
今年の夏もありがとう。
来年の夏まで
今日、お蔵入りします。





