こんな立派な寺院
この寺院、どこの寺院かお分かりでしょうか。
もちろん、アンコールワットなどではありません。
ちょっと近づいてみましょう。
よ~く目を凝らすと、縦書きの日本語。
そうです。
ここは、浄土真宗本願寺派本願寺(京都西本願寺)の別院
通称 築地本願寺 (本願寺築地別院)
立派な建物ですね~。
ちなみに、これが京都の浄土真宗本願寺派本願寺(京都西本願寺)本山。
ちょっと眼には別院の方が貫録があります。
「山、高きがゆえに尊からず」
だから、大きくてどっしりしているからといって
他より秀でているわけではありませんが、
田舎で暮らしていた母が、
年老いて、
子供たちの住む東京に移住し、
先に亡くなった父の供養をしに行った時、
母は、その建物の立派さに一目惚れ。
私が亡くなったらここに父と一緒に入れて欲しいと、
田舎の納骨堂を売り払って、
ここに新しく納骨堂を求めました。
昨年7月、永眠した母は、
いまここに父と一緒に眠っていますが、
先日、
父の供養と
母の一周忌・初盆をここで済ませました。
一目惚れしたお寺さんに、
父と一緒に入れて、
さぞ心穏やかであろうと思います。
母は生前いただいていた法名でお念仏を唱えていただきましたが、
今、仏教界では法名・戒名の意義が大きく問われています。
仏の教えの中に、
亡くなったら法名・戒名を付けなければいけない、という決まりは
どこにもありません。
それが高額で売り買いされています。
法名・戒名どころか、墓も要らないという人が
20%もいるこういう時代に様変わりしてきていることに対し、
仏教界は、
少しは危機感を持って臨んでいるのだろうか。
「これじゃ先祖が浮かばれない」
そんな状況を作ってもらいたくない。
お坊さんが、
賢人になる時が来ています。
読者の皆様へ
法名・戒名の解釈については宗派によって違いがあることを
あるさんよりご指摘いただきましたので、文面を少し訂正しました。
参考までに「大辞泉」の解釈を記します。
戒名
1仏門に帰依して受戒した出家・在家に与えられた法名。授戒の作法のない浄土真宗では法名という。
2 僧が死者につける法名。鬼号。


