薔薇 1 ~華麗なる世界・七人の騎士~ 前編
梅も桜も桃も終わると、華麗なる花バラの季節がやってきます。
薔薇と表記した方が気品があるでしょうか。
小さな庭に7本のバラを植えていますが、今の状態を一本ずつご紹介します。
「スーパースター」
社会人になって数年後、大病を患い生き死にの境をさまよっていた時、
偶然に巡り合った花で、
オレンジ色をした素晴らしい香りのする花でした。
その花は退院した時に他の入院患者さんに差し上げましたが、
当時沈みがちになる私の気持ちを本当に癒してくれました。
私が今でもオレンジ色が大好きで、
かつ香りに心が癒されるのは、この花に由来するのかもしれません。
その思い出の花に、これも偶然にある公園で出会いました。
うれしくて早速公園の管理者にお願いして、
花後の枝を一枝分けてもらい、挿し木して育てました。
非常に思い入れの深い花です。
10年以上も前、我が家で友人を招いてパーティを開催した時に、
ある人が鉢植えの小さな薔薇の苗を持ってきてくれました。
当時は借家住まいで、バラの種類の知識もなく、
「カクテル」という名前も、そして花の形も何も知らずに、
でも、頂き物だから捨てるわけにもいかず、
それ以来ベランダで細々と育ててきました。
自分の家を購入した時、庭の片隅に地植えをし、
大きく育ってから、群がって咲いた一重の花の見事さにびっくりして調べてみると、
とても有名な一重の薔薇の代表種であることが分かりました。
捨てられなかったのは、
きっとこの花の精が私に、
「・・・捨てないで・・・・・」
と呼びかけていたのかもしれません。
ツルバラであることが分かったのもその時です。
この花が、我が家の庭の7本の薔薇では一番の古株です。
・・・・・明日に続く・・・・・

