入院8日目、あの時の詳しい内容。 | ネバギバ~再発子宮頸がん闘病記~

ネバギバ~再発子宮頸がん闘病記~

35歳で子宮頸がん(腺癌2b期)と告知された主婦の闘病ブログです。
手術から一年弱、37歳で局所再発&骨転移が発覚。
そしてついに38歳で末期がん宣告!?
それでも決して諦めたくない、あきらめない!
Never give up!!

少しづつ書き足してたら
かなり長くなっちゃいました。

…っていうか書き足してたら
よく分からない文章に
なっていってしまった(/´△`\)


長文苦手な方と、
ストーマについての記事がでてくるので
シモの話が苦手な方は
どうぞ読まずにスルーしてくださいませ。



えーっと…
なんやかんやで
術後1週間以上が経過してしまいました。
今日で入院8日目です。


今まで何度も入退院を
繰り返している病院なのですが
今回は初めての外科病棟ということで
婦人科とは雰囲気がガラッと変わり
少々戸惑っております(^-^;


病棟はやっぱりめちゃめちゃ混んでて
個室はどうやっても無理だと言われ
4人部屋で過ごしています。


なのでいつもみたいに
PCが使えないんですよねぇ…( ノД`)


ってことでスマホで地道に
ポチポチと更新頑張ってるんですが
寝てポチポチしてると
点滴がすぐ逆流してくるし
座ってやってると
どうもすぐに疲れちゃって…


数行づつを少しづつ書き足し
めっちゃスローペースではありますが
何とか書いている状態ですので
なかなか更新できずすみませんでした。



現在の状態は
まだまだ痛いですが
何とかトイレまで
歩いていけるようになりました。


あ、傷の痛み自体は
それほどでもないんです。


あくびやくしゃみするときと
パウチを交換するときに
イテテテ…ってなるくらい。


どうやら腸にたまった便が
いろいろと悪さをしているらしく
ずっとお腹の中が痛くて痛くて…。


術後ICUに入ってる時は
痛みと言うよりも
拘束されていることが
一番の苦痛でした…。


右手はグローブみたいなのを
手にスッポリと装着され
手首にはぶっとい針が刺さってる。
腕には自動で記録し続ける
血圧計が巻かれ
左手には手の甲に点滴、
指には酸素計が常にはめられてる。

首には酸素マスクのゴムが食い込み
手術着は何度直してもらっても
めくれてぐちゃぐちゃ乳丸出しな状態;


少し動くと
お腹の傷がズキンズキンして
それと同時に感じる
お腹の上にある大きな違和感。


『あぁ…ここに人工肛門がついたのね。』


そう思った瞬間だった。


とにかく全身何かに繋がれていて
ほぼ動きがとれない状態。

ここのICUは6人の患者が
同じ空間にいるので
いつもどこかバタバタとしていて
全然落ち着かずかなりうるさく
寝てもすぐに目が覚めてしまう。


時間がなかなか経過しないことが
最大の苦痛だった。
痛み止をいれてもらうと少し眠れた。
が、またすぐに目が覚めてしまう。


眠りたいのに眠れなくて
オストメイトになってしまったという事
人工肛門をつけたこれからの自分、
を想像しては涙が溢れ

同じようにストマになり
腹膜播種からの腸閉塞で苦しんでいた
あの子を思い出し

自分も同じ運命になるのでは…
と恐怖で震えが止まらなかった。


そのうちそこにいること自体が
ものすごく苦痛で辛くなってきて
涙が止まらなくなって
しまったりもした。
本当に辛い2日間でした。


外科病棟に移動してからも
最初のうちは激痛続きで
自分では出すに出せないし
オムツとパッドをつけられて
ひたすら流れ出てくるのを待つ状態。


早くよくなりたい一心で
フラフラながらも頑張って歩いてみたり
ベッドの上でストレッチしてみたり…
なので少しづつ便もで出して
痛みも徐々に良くなってきました。


そういえばね~
今はお腹にあるストーマからも
今までの肛門からも
両方から便が出てくるんです。
これはちょっとビックリでしたw



てか、今はこうやって
落ち着いて書いてるように思えますが
最初は受け入れるまでに
時間がかかったというか
もういろんな事が辛くて辛くて…。


初めてお腹から飛び出した
自分のストマを見たときは
そのグロさに
結構な衝撃を受けてしまって
軽くパニックに陥りそうでした。



救急外来を受診した時には
お腹の中にかなりの量の
便がたまっていたらしく
腸が破裂寸前!!!
だったそうなんです(@_@;)


救急外来の先生達から
外科の先生にバトンタッチし
何とか手術を回避出来ないかと
あれこれ検査してくれたのですが
詳しく調べるほど
結果は悪くなるばかり…


最終手段として?
肛門からバリウムを流して
閉塞している箇所を見つける
という検査をしたのですが
ここで明らかに閉塞している
箇所が発覚。


流れを確認するどころか
バリウムを流したとたんに
プシューッと逆流して
出てきてしまったんです。


そこは肛門を入ってすぐの部分で
CT画像上でみると
骨盤内にある大きな腫瘍が
腸を圧迫している部分でした。

ここでバリウムが塞き止められ
逆流して来たようです。

でも画像上では完全閉塞は
してなかったんですよねぇ。


CT画像やレントゲンでは
確かに腸を圧迫していて
軽く狭窄している感はありますが
通常それほど問題はない程度らしい。


でも実際は
バリウム液が通らない程
閉塞している状態…。


なんでなんで???


前回入院中も何度も
CT画像やレントゲンで
閉塞している箇所はないか
確認してもらったのに…( ノД`)
画像上ではよく分からないなんて
どれも無意味だった
ってことじゃんね…。


実は前回の入院中後半は
マグラックスをはじめ
アローゼンやラキゾベロン
テルミン座薬など
様々な便秘薬を駆使しても
ずっと便秘が解消しなくって
辛い状態だったんです。


でも何とか
座薬で「少し」は出ていたし
食べるのは食べれていたし
家に帰れば出るかな?とか
そんなに問題ないだろうな
って軽めに考えていました。


で、あの時は
翌日の娘の文化祭と週末の学園祭に
どうしても参加したくって
急遽退院させてもらったんです。


…が、
あんなに無理いって
退院させてもらったのに
結局痛みでどうにもならず
娘の文化祭も体育祭も行けず…
今週末の息子の学園祭にも行けず…。



そしてまさかの人工肛門…。



もう何やってんだか…(TωT)



あたし
『腸閉塞は猛烈痛い!』
って思い込んでたんです。


だから確かに痛いけど
激痛って感じるけど
まだまだこんなもんじゃない、
腸閉塞はもっと痛いはずだから…
って思ってたんです。


でも今冷静になって考えてみると
あたしってばずっと医療用麻薬
飲んでるんですよね…。

麻薬で痛みを軽減しているだけで
本当はめちゃめちゃ強烈な
痛みなんでしょうね…。


だから腸閉塞は痛いけど
多少薬で我慢ができちゃったせいで
こんなんなるまで気付けなかった…
って感じなのかなぁ?


しかもその時も
ガスは結構出ていたし
便も座薬をすると
ほんの少し出たりして
全く出ないってわけではなかったんです。

退院3日前の便秘になる前も
少しづつだけど
毎日便は出ていたし
CT画像上も大丈夫そうだったし
腸閉塞になってるなんて
全然思ってなかったんです。


ただ、
お腹がパンパンになっちゃてるし
プチ絶食すれば
少し良くなるかな~と
退院翌日からは
絶食してたんです。


これが自分的に辛かった。
もうお腹すいちゃって体力が…
でも3日目辺りに究極を通り越したら
お腹空かなくなって代わりに
吐き気がしてきたんです。


これがかなり気持ち悪くて
吐きはしなかったけど
なんかフワッと倒れそうな勢いで
立ってるのも辛い。


結局、この時点で
気持ち悪さと痛みに負けて
一度病院に行ってみよう
ってなったんです。
今思うと本当早く病院行けよ!
ですよねぇ(;^ω^A


ってことで
水曜に退院して
木曜から絶食して
日曜の夜中に救急外来へ行きました。


もしかしたら入院になるかも?
と、一応入院準備を用意しつつ
あたしはとりあえずシャワーを浴びた。
(痛いのにアホですよね…汗)


準備万端になったとこで
旦那が病院に電話。
が、婦人科の医師がいない。


K先生も女医先生もI先生も
部長先生もいないらしい…。


よく病状を知っていてくれる
先生達が不在なのは心細かったが
痛みと気持ち悪さは増すばかりなので
とりあえず救急外来の方へ向かった。


シャワー浴びたり
車で揺られたりしたら
何だか腸も動き出したようで
車の中でガスが
プップカ出始めたwww


旦那も
『強烈にクセーけど
猛烈にうれしーな!もっとだせだせ!』
と言って笑ったとたん
旦那のケツからも
ブフォーーーッとガスが出た!


その後も病院に着くまで
ちょっと興奮ぎみに
ケツからガス出しながら
二人でわーわー騒いでた。
(どうでもいいことかいてすいません…)



で、救急外来について
まずはレントゲン撮影。
少し腸閉塞の疑いがあるから…
と続いて造影CT撮影。


CT画像の結果は
「機能性腸閉塞」


明らかに閉塞している箇所はないが
腸閉塞の傾向が見られる…と。

まぁこれ全部
違ってるんですけどね~(--;)


で、その後バリウム検査をして
「腫瘍が原因の腸閉塞」
だということが判明する。


詳しく調べた結果、
6センチを越えると危ない、
とされている腸の部分が
8センチに膨れ上がっていて、
いつ破裂してもおかしくない状態、
だと言うんです。


だから破裂したら大変だから
一刻も早く手術をしたい、と。


自分の場合、
腸閉塞の原因となる腫瘍が
比較的肛門入ってすぐにある
直腸部分付近にあるため
本当はもう少し下の方で
ストーマを作りたいところですが

腫瘍に近い部分は
手術や放射線の影響で
癒着がありそうなので
大腸の上側の横行結腸部分で
ストーマを作ることになりました。


手術が決まった後
旦那が泣きながら

『まーた痛いの我慢してただろ…
ごめんな気付いてやれなくて。
不安だよな…怖いよな。
でも心配するな、
俺が一生面倒見るから…
俺がずっとそばにいるから…
先生に痛いの治してもらおうな』

そう言ってギューッ
ってしてくれたんです。
(いい歳して気持ち悪いこと書いてすいません…汗)


突然決まった手術に
カナーリビビりまくってましたが
この旦那の言葉を聞いて
少し落ち着くことができました。


そしてしっかり覚悟を決め
落ち着いた状態で
手術室へ向かったのです。

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…と何だか気付いたら
長文になりすぎてしまったようです(^^;

ダラダラと書きなぐってしまい
申し訳ありません。

最後まで読んで下さった方
大変ありがとうございました。



実は最近ブログの事で
いろいろ思っていた事があって
今後の更新をどうしようか、
と思ってたんです。


そしたらちょうどスヌピコちゃんも
同じような記事書いてるのみて
やっぱり同じようなこと
考えたりするんだな~って思いました。


スヌピコちゃん!
お互い辛い状況だけど
頑張って踏ん張って
最後まで自分らしく
生き抜いていこうね!!


もしかしたら
治療を諦めるときが来て
「ネバギバ」では
なくなってしまうかもしれないし
末期状態で再発を繰り返し
ついにストマにまでなってしまい
このままブログを続けても
誰かの役にたつ部分など
あるのだろうか…と。


逆に誰かの
「恐怖」になりそうで…。


ただ、ワガママではありますが
大好きなブロ友さん達とは
繋がっていたい、と思うので
ブログを閉鎖するのではなく
今後はすべて限定記事として
書いていこうかな、
と思っています。


まだいつから限定にするのか、とか
今回の入院中の事だけは
公開で書こうか、とか

今後どうするかは
悩んでいる最中なのですが
まだ全然決まっておりません。


まず身体が落ち着いて
次の治療が終わってから
ゆっくり考えたいと思います。

決まりましたらまたその旨
お伝えしたいと思いますので
どうか暫く見守っていただけたら…
と思います。


とりあえず今の段階では、
今までの記事に関しては
ご自分の状態と比較したり
記事を参考にしてくれる方々も
いるかもしれませんので
このままの公開した状態で…
とは思っています。


そして、今後新たに
アメンバーを募集することは
しないつもりですので
申請してくださってもすべて
お断りさせて頂くことになります。
どうかご理解をお願いいたします。
こちらの都合で大変申し訳ありません。



あ、書くの忘れてましたが
まだまだ諦めてませんよー!


今週末にはここ外科病棟から
婦人科病棟に転科して
新しい抗がん剤治療を
受けることになっています。


まだ体調が戻ってないので
副作用が心配ですが
気合いで頑張ります!


支えてくれる旦那のために
大切な子供達のために
少しでも長く延命出来るように
やれることはやって行けたらいいな
って思ってます!


治療は諦めても
生きることは諦めません。

最後までどう生き抜くか、
じっくり考えていきたいと思います。



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