昨日の、この出来事から
なんとなく思い立って
押入れに封印して放置してた
父の写真を引っ張りだしてみた
父とは幼少期から離れてたし
知らないうちに会社を辞めて
四国に移住してたから
ほっとんど会うことが無くて
当然、写真も持って無かった
葬儀の後に、
写真が我が家に届けられたけど
なんか、妙に腹が立って
ちゃんと見ずに押し込んでたんだった
なんで腹が立ったか。
私は捨てられた
私は奪われた
なのに、そっちは
楽しそうに思い出増やしやがって
と感じてたんだよね
でも、よーく考えたら
私が社会人になりたての頃
しきりに「四国に引っ越してこい」と
父から連絡が来てた事があった
全く知らない人ばかりの
土地に行くのは嫌だ、
友達がいる広島がいい、
と、断固拒否したのは私だ
修行とか冗談じゃない！って
父の勧めを拒否したのは私だった
今更父親ぶってんじゃねーよ！
私の父親は、じーちゃんだ！
って、拗ねてたのは私
私の方から捨てたし
私から離れただけ
そんだけ
大好きだったんだよね！
私たちだけの父でいて欲しかったし
私たちの子供の
おじいちゃんでいて欲しかった
多分向こうも
似たような事を思ってたんだろな
でも、なんのかんの言っても
結局は同じ道に導かれてるし
同じように「自分勝手で自分らしい」
生き方を選んでいってるんだから
血の繋がりの強さを感じるわ
写真の中に混ざってた弘法大師と大日如来
昨日のことで
いつでも声が届く所におる
と分かったので……
めっちゃ我儘言ってやるから
覚悟しときんさいよーーー！
ꉂ(ˊᗜˋ*)ʬꉂ(ˊᗜˋ*)
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