気付きは、突然やってくる。
つかの間の一人時間を過ごしている時、
太陽に関する動画などを見ていた。
その時、胸の奥からふつふつと、
自分は宇宙の一部なんだな、
という実感が湧き出てきて、
人間は、宇宙の中の、微小な、細胞、分子、
ただそれだけの一部にしか過ぎなくて、
地球の、
太陽の、
宇宙の、
全ての流れの中にいるだけなんだ、
という強烈な想いに包まれた。
そんな、とてつもなく巨大な流れの中の小さな小さな自分が、
何を必死に、流れに逆らって、もがき苦しんでるんだろう…
必死に必死に頑張って、
その頑張りの目的は?
生活のため。
自分の安心のため。
自分の達成感のため。
それらは、所謂エゴというもの?
流れを無視して、
逆らって、
もがいているから、
苦しいんじゃないか?
辛くてしんどいのは、
違う方向を向いてるからじゃないのか?
海流に逆らって進む魚はいるだろうか?
血液の流れに逆らう赤血球はあるだろうか?
流れに身を任せて、内なる声を聞く、
その意味が、急に分かった気がした。
それと同時に、
宇宙が自らの一部である私を、苦しめようとするわけない。
私の心臓を、私自身が傷つけたいか?
内臓や血管を、自分で傷つけたいか?
健康であるように、喜ぶように、と
自分の一部を大切にするじゃないか。
宇宙だって自分の一部である人間を
大切にしたいし、
愛おしく思うはずだ。
ならば、私は愛されてるはずだ。
すでに愛されてるし、
ずっとずっと愛されていた。
あとは、自分を信じるだけ。
私は愛される存在だと自信を持てばいいだけだ。
ひとり、泣きじゃくった。
私がずっと、私自身に伝えようとしてた言葉が、
やっと聞こえた気がして、泣き続けた。
私はずっと、叫んでたのかも。
自分に気がついて欲しくて、ずっと叫んでたんだ。
ごめんね。
ありがとう。
愛してる。