君≠あなた
蓄積された、脳内。
あなたと共有してきた、
記憶の全てよ。
どうか、早く消えて欲しい。
土瀝青の道を。
ひとりで歩いてみたの。
――輝きを失わずに、それらは。
ちりばめられてあって。
ひとつずつ拾いながら、
いつの間にか、また。
春の森は、深く。
気づいたら、ふと。入り込む。
まだ、此処に居たみたい。
抜け出せず、わたし。今も。
今尚も
鮮やかな景色に魅せられて、
そちらには、
戻れそうにありません。
早く帰らなくちゃ、
生まれ変わる機会を逃してしまうわ。
『白いdragon』
君が迎えに来てくれた。
わたしに手を差し伸べてくれる。
そっと。そっと。
信じてもいいの?

