以前、大学時代のことについて、
ブログで書かせて頂きました。

病気を発症し、留年した私は、
復学してから、1人でした。

友達が先に卒業してしまい、
新たな同級生と馴染めずにいました。

治療と学業との両立も大変で、
たくさんの壁にぶつかりました。

また、私と同時期に、
父も重い病気にかかってしまい、
仕事を続けることができなくなりました。

家庭は真っ暗で、
母も父も私もそれぞれストレスを抱え、
毎日のようにぶつかっていました。

様々なことが重なって、
私は毎日、押しつぶされそうでした。

何もかもが嫌になって、
だんだん殻に閉じこもるようになりました。

そんな私を先生方も不審に思うようになり、
腫れものに触るような扱いで、
私には誰も近づかないようになりました。

その中で、1人だけ。
私に近づいてきてくれた先生がいました。

それは、
精神看護を教えていた先生でした。

先生は
私の全てを受け入れてくれました。

自ら、私の担任を引き受けてくれて、
研究室にも所属させてくれて、

復学してから卒業まで、
ずーっと面倒を見てくださいました。

生きることも嫌になっていた私に、
先生は、毎朝、毎晩、

おはようございます。
おやすみなさい。

と、必ずメールをくれました。
1年間。毎日。必ず。

最初は何で私に構うの?
と、思って、拒否してました。

でも、先生は絶対に辞めなかった。
1人にさせたくないんだと。

絶対にあなたを卒業させる。
それが僕の使命なんだと。

私は先生のおかげで生きてる。
そう言っても過言じゃないくらい、
人生で一番、お世話になった人。

本当は、先生と、
研究発表の打ち上げや
卒業後に打ち上げをしたかった。

でも、あの頃の私は素直になれず、
外食や人との食事なんてできなかった。

そのことを1番理解してくれてた先生は

ずーっと待ってるよ。
焦らなくて良いから。

と、言ってくれました。

そして、私の夢は、先生と飲みに行くこと。
になりました。

卒業して4年が経とうとしています。

いつになるのか?
絶対に絶対に叶えます。

その頃には、学生時代のことを振り返って
あんなこともあったね。
なんて、笑えるかもしれないな。