今日は摂食障害について書きますキラキラ

私が摂食障害に足を踏み入れたのは、
成人式のために挑戦したダイエット。

その時、家族の間で揉め事があったり、
精神的ストレスがあったこともあり、

ダイエットに夢中になりすぎて、
半年で15kgくらい痩せました。

自分に自信がついたような気持ちになり、
もう二度と太りたくない。

そう思って、体型を維持することが
私の中での大きな義務となりました。

カロリーを徹底的に調べ上げ、
体重計には何十回も乗る。

母親の手料理など、
カロリーの分からないものは拒否。

度重なるストレスを
全て体重や食事にぶつけて発散する。

そんな生活様式に変わっていきました。

ダイエットで始めた食事制限と運動は
気づいた時には過食嘔吐と過活動に。

食べたものは全て吐き出さなくてはならず
水さえも体重が増えるために飲まない。

運動は毎日何万歩も歩き続け、
足腰がボロボロになっても止められない。

次第に、利尿薬や下剤に手を出し、
乱用するようになりました。

低体重になって、何度も入退院を繰り返す。

痩せすぎて歩けなくなったり、
息が吸えなくなっても思考は変わらず。

意識を失って病院に運ばれても、
目が覚めたら繋がれている点滴にパニック。

カロリーが気になって、抜く。
そして、拘束される。

とにかく、常に痩せを求めていました。

自分の欲求に蓋をして、
空腹感も満腹感も分からない。

痩せすぎて骨が浮き出ていても、
鏡に映る自分は太っていると思ってた。

過食が酷い時は一度食べたら止まらず
家中の食べ物を泣きながら口にする。

拒食に陥っている時は
何も食べずに何日も過ごしてみる。

食べすぎたら調節が必要で、
人との食事の付き合いは全て拒否。

周りに人がいなくなりました。

食べ物が憎くて嫌いと言いつつも、
頭の中は24時間食べ物でいっぱい。

あんなに食べることが大好きで
趣味はカフェやパン屋さん巡りだった。

それなのに、食べ物や自分の容姿を
数字でしか捉えられなくなり、
完全な0か100か思考にハマっていました。

摂食障害は誰しもが陥りやすく、
そして、底なし沼の疾患です。

終わりはない。
もう付き合っていくしかない。

主治医からもそう言われていました。
そして、私自身もそう思っていました。

7年間付き合ってきた摂食障害。
今も完治したわけではありません。

綱渡りのように細い綱の上を
グラグラしながら渡っている。

いつ落ちるのか?分からない。
そんな日々です。

ただ、言えるのは…
グラグラしながらも渡っている。

その状態まで這い上がることはできた。

まだ先になるかもしれないけど、
食べ物と仲直りできる気がします。

摂食障害は病気です。
食べ過ぎも食べられないのも
自分の意思で起きていることじゃない。

だから、絶対に。
自分を責めないでください。

辛い思いしている上に、
更に自分を責める必要なんてない。

心からそう思います。

1人じゃない。大丈夫。
どうか、自分に言ってあげてください。

あなたは1人じゃない。
私はこの言葉に救われてきました。

摂食障害と闘う全ての人が
少しでも救われる日が来ますように。