プラレールスタンプラリー2024の新幹線コースに参戦してきた。

首都圏で台紙を手に入れた上で福島・軽井沢・越後湯沢を回らねばならず、

鬼難易度だと話題になっているアレだ。

 

 

しかし、限定車両(E3つばさ クリアver)が抽選ではなく

確実に手に入るのだから、妥当どころか破格とさえ言える。

ま、完全に大人の力を前提にした企画で、賛否はあるが。

 

ということで数十年ぶりにプラレール界隈に手を出してみる。

が、ただスタンプ集めに行ったり来たりは性に合わない。

 

きっぷは「週末パス」を使用。特急券購入で新幹線が利用可能な上、

新潟エリアで必要になる3セクにも乗車可能なすぐれものである。

旅程を組む上で、景品引換所のNewDaysの開店時間には注意が必要である。

 

1日目

 

熊谷→あさま603→軽井沢

 高崎→軽井沢は現実的に新幹線利用となるが、熊谷から乗っても料金は同じだ。(\1,870)当然自由席なので、じつは高崎→安中榛名(\880)と安中榛名→軽井沢(\880)に分割して買えばさらに安く済む(\1,760)が、貴重な早朝の時間を\110で買っているのだ。

 軽井沢ではスタンプを押して景品を引き換える。NewDaysで\600以上の購入が必要なので、この後の越乃Shu*Kuraで必要なツマミを購入しておく。19分乗換なのでツマミを吟味してたら乗り遅れそうになった。

 

軽井沢→はくたか553→上越妙高

 

上越妙高→越乃Shu*Kura→十日町

 飲み比べセット3種、利き酒5種を購入し、途中でタダ酒も振舞われる。こんなに楽しい列車はなかなかない。新潟の定番ツマミ「鮭の焼き漬け」がまた絶品である。

 十日町では駅前のスーパー「リオンドール」で時間を潰す。逆方向のシュクラに乗る際はここでツマミを補給するのである。

 

 

十日町→越後湯沢

 越後湯沢で景品を回収。ここでは新幹線に乗下車しないので入場券を買う必要あり。景品の引換のため新潟の定番土産である浪花屋の柿の種を購入。ぽんしゅ館で利き酒を楽しみ、名物の爆弾おにぎりを食す。個人的なイチ押しはちびきゅうだ。越後湯沢には大学時代、スキーの帰りによく寄っていたが、最近はしばらく来ていなかったので楽しい。

 

越後湯沢→長岡→新潟

 名物のタレかつ丼を食した後、宿にCIすると新潟応援割に付属の新潟市クーポンが貰えた。存在を完全に忘れていた。これでタレかつ丼を食ってくればよかったか。新潟駅のNewDaysでも使用可能らしいので、翌朝、日本酒とツマミを豪快に買った。

 

2日目

 

新津→SLばんえつ物語(G)→喜多方

 グリーン車でゆったりと酒を飲む。後方展望室がG専用なので一度乗っておきたかった。18きっぷでは指定Gに乗れないので、週末パスを使用する今回は丁度良い機会だ。津川や山都で機関車を見に行くのが遠いのが難点か。

 喜多方ではなぜかチャーシュー麺を食うのが定番だ。今回の店はチャーシューが美味くて大当たりだった。

 

 

 

喜多方→あいづSATONO→郡山

 デビューしたてで新車の匂いはするが、厳密にはリゾートあすなろのリノベーションである。普通車は、窓が大きくシートピッチが広いので快適ではあるが、JR東のよくある観光列車だ。Gでは事前予約制の弁当等を楽しむのがウリらしいが、近年値上げした観光列車のG料金\2,000(ばんえつ物語のGも同額。)を考えると、少々魅力不足か。

 

郡山→福島

 福島で最後の景品を回収。新幹線改札内にスタンプがあり、NewDaysは改札外なので、一度改札を入って出る必要がある。ここから新幹線に乗車するので、改札窓口で事情を説明し通して貰う。(新幹線の絡むスタンプラリー開催時は通して貰えるパターンが多いが、もし入場券を買うよう案内された場合は大人しく従う必要がある。)あとは帰るだけなので、引き換えには500ml缶2本で\600が丁度良い。飲んでも良し、持ち帰っても良しだ。

 以降は割愛。2日間酒浸りの実に新潟らしい旅になった。まさかプラレールスタンプラリーとは思えない内容だったが、そういえばスタンプ押してる同業者もオッサンしかおらんかったな。

 

準備編

 この旅の難関はなんと言っても1か月前にあった。シュクラはえきねっとでセルフ10時打ちし、無事に確保。ばんえつ物語はえきねっと事前予約を仕込みつつ窓口で10時打ちした。窓口でGを取れたから良いのだが、事前予約では予想通り取れなかったので危なかった。抑えの普通車は取れており、その日のうちに放流した。SATONOはえきねっと事前予約で確保した。ばんえつ物語と同日のため10時打ちできず、後続の普通列車でカバーできるため半ば諦めていた。3列車とも確保でき経路が繋がったのは幸運としか言いようがない。

 余談だが、ばんえつ物語のG車はA列が1人掛、BC列が2人掛であるところ、予約システムのシートマップにミスがあり、C列が1人掛として販売されてしまっていた。これをJRの問合せフォームから連絡したところ、翌週からは修正された。当日は社員が事情を説明して乗客を誘導しており、手厚い対応だったと言える。当該週のG車が予約システムから削除され、一部界隈では憶測が飛んでいたが、黒幕は私です。(他にも通報者はたくさんいるとは思うが。)

 また、宿泊には新潟応援割を活用したが、これが最も熾烈な競争であったことは間違いない。業者ごとの発売開始のたびにものの数分で完売してしまうようで、休暇を取って発売時刻を狙い、なんとか確保できた。こんな使い辛い制度で、果たして応援効果は如何ほどなのだろうか。

 

余談

 早速メルカリで売られてるけど、1万円くらいで儲け出るのか?実費以上には回収できるのかもしれんが、お前の日給はそんなに安いのかって感じだ。