現在を生きる→話に集中できる。 | 古池と蛙

現在を生きる→話に集中できる。

昔と比べて話をある程度した後にくる虚脱感から抜け出して気持ちを切り換えるのがうまくなってきた。ある程度話をしているとだんだんと相手のペースにあわせるようになってしまって疲れてしまって話をしたいという気持ちがなくなってしまうことが多かった。なんで疲れてしまうのかの理由もわかっていなかったけど、おそらく間違ったことを正しいと自分で思いこんでしまっていたことが一番の原因だろうと思う。最近の研究で統合失調症の人は正しいことをした時と間違ったことをした時に同じ領域が働くということがわかったらしい。普通の人は間違ったことをした時は違和感というかちょっと間違えてしまったかもなということが脳みそのなかで認識される。

例えばオレがちょっと声が小さいリアクションをとってしまった場合、相手はそんな気にもしていないのに自分は相手のテンションを下げてしまったと思い込んでさらに自分の声も小さくなってしまうというような事がよくある。思い込みが激しいんだろうな。そんな時の対処法として心掛けているのは現在の自分に戻ってくるということだ。

今、書いてて思ったけど前々からよく言っていた話の中に入り込むというのと同じだな。未来を不安に思ったり過去のことを後悔するのではなくて現在を生きるというか、目の前のことに意識を戻すことで自分を取り戻すことができる。

旅行中に座禅をしてきたんだけどあれも意識を現在に集中させる訓練だった。座禅を経験したことで話の中に入り込むということがどういうことなのか自分でさらに理解することができたんだと思う。