ガンになって18回目の新年、2024年になりました。　

ガンになった当初は、こんなに長い年月を生きられるとは思ってもいませんでした。

　今の私をみて元気がない、不健康だと思う人はあまりいないだろう。

私が、ガンになり大きな手術をして身も心もボロボロで迎えた2007年の正月は、年明けから8ヶ月ぶりの職場復帰に不安がいっぱいだったことを思い出します、

順調であれば11月中旬に復帰予定でしたが、トレーニングやランニングなどをストイックにやりすぎたこともあり、高熱が出たにも関わらす、病院にも行かずに無理をして肺炎になり死にかけました。

がん細胞は高熱に弱いと聞いて、この熱でがん細胞を殺そうなんて思い、病院に行かなかったのですが3日間40度以上の高熱が続いたのです。

流石にこれはやばいかも？と思い、病院に行ったら肺が真っ白で「あなたは死ぬつもりか？」と怒られ、点滴と抗生物質を処方されました。

翌々日に何とか熱は下がりましたが、その時の肺炎の痕は今でも残っていて、職場復帰模1ヶ月以上伸びてしまいました。

それからもダンピングや起立性貧血、低血糖などの後遺症もたくさんあったので、以前のようなサラリーマン生活は全くてきそうにもありませんでした。

そんな私がこうやって蘇った理由。

それは、元気で健康になるという目的を達成するために、今は元気ではないからという言い訳をせず元気で健康な人がやるようなことを実行したからだと思います。

具体的な事をあげると、この写真の術後5日目でまだ体にチュウーブがついて口から食事が出来ない状態にも関わらず病院の回廊を毎日歩くようになり、18日後には１万歩歩き出しました。

誰から見ても１０００歩も歩ける状態ではありませんでした。

その頃の私は⬇️

しかし、元気になるためには、今が元気という行動をしない限り永遠に元気になれないような気がしたのです。

だって今日元気がなかったものが、翌日急に元気になった！

今日幸せ出ない人が、明日急に幸せになる！なんて事はあるはずがありません。

だから、織田さん元気だね～！幸せそうだね～！といわれるようなことをしようと思ったのです。

そして、退院後は走って筋トレを繰り返しました。

手術で頸部、胸部、腹部と切り刻まれていたので、筋トレは結構苦痛だったが遮二無二続けたのです。

毎日5ｋｍ～８ｋｍは走りました。

多くの人は元気になったら走ろうと思って今行動をしない。

それを言い換えれば、“走らないという目的”を、今は元気ではないという理由で引き延ばしているということ。

だから元気になれるはずありません。

また同じように、私は“がんになって良かった”と言える人になるという目的をつくり、がんになって良かったと思えるような選択をして行動をしました。

それを実行するために、がんになる前の仕事・人間関係・生活習慣すべてを精算したのです。

以前と同じ事をしていたら、絶対に比較をして良かったとは思えない。

その結果、本当に「がんになって良かった！幸せだ！」といえるようになったのです。

ゴールで１着を取るには、ゴール手前で１着になっていなければ絶対になれない。

だったら、最初からゴールで目指している状態までいき、その状態を継続させる努力をするのが一番効率的ではないか？

つまり「いきなりゴール！」の状態を目指すのです。

そうすれば結果うんぬんなんて言う必要はないと思う。

大切なのは結果より、成果を求めて、「今何をするのか」

結果とは、何かを行った後に、どの様な状態になったかという「最後の状態」

成果とは、何かを行った事によって現れた「良い結果」の事。

結果には自分の行動以外の外的要因が関わって来ますが、成果は自分の行動により得られた結果なのです。

つまり私は元気になるという成果を求めましたが、再発しない、治るという結果を求めたのではないということ。

ただ行動によって元気になるという成果に焦点を当てて、結果は神様に委ねたということ。

その結果か18年後こうゃって生きているという現実ということなのです。

結果より成果を求める