昭和40年代ニッスイ工業より発売されました水筒 仮面ライダーXです。

未使用品です。

Xは、仮面ライダーシリーズ3作目となりますが、マジンガーZはじめロボットブームに押され視聴率にも陰りが見え始めた頃でした。

マジンガーZなどに対抗すべく風貌も従来の昆虫をモチーフにしたライダーでなく、メカニカルなデザインとなりました。

深海開発用改造人間カイゾーグとなり水中戦を得意とするライダーで、ベルトには自由自在に変形するライドルが備えられました。

変身も従来の変身ポーズでなく、セタップという掛け声と共にアイテムを用いての新しい変身ポーズを取り入られました。

しかし、こういう新しい試みも受け入れられず、後に仮面ライダーV3によってマーキュリー回路手術を受け、従来の変身ポーズを取り入られる様になりました。

おやっさん事立花藤兵衛も続投となりましたが、物語前半は重い内容で怪人もギリシャ神話に登場するという子供受けしない感じでした。

結局は、視聴率向上もなく、打ち切りとなった不運なライダーでした。

しかし、こういったアイデアは、後の平成ライダー達に受け継がれて仮面ライダーシリーズを発展させたとも言える面ではXライダーは貢献していると言えます。