「次はいつがいいですか?」は× | 統合美療師 百木ゆう子

統合美療師 百木ゆう子

心と体と肌を最上級に…

お客さまがご来店され、
あなたの施術と接客に大満足
「また来たいわ」とおっしゃっていただいた後、
「次は、いついらっしゃれますか?」
と尋ねていませんか?
一見、丁寧な言葉遣いとお客さまのご都合に合わせる姿勢は
間違っていないように思えます。
そこが、落とし穴です。
今、時間をかけてお身体やお肌の様子を、丹念に観察しながら改善へと導いた施術の後ですよね?!
と言うことは、このお客さまの
次は、いつごろ・何を・どのように行うのがベスト!
というジャッジを下すのは、お客さまではなく施術者のあなたです。
でも、何の説明もなく「次は1週間後がいいと思いますけど」は、単なる押し売りに聞こえます。
普段、私が行っている感じを、ここに挙げてみます。
どうぞ、お客さまの気持ちで読んでみてください。
(ちなみにシチュエーションは、施術直後ベッドに横になったまま、または、起き上がって腰かけている時)
「○○さま、本日いらっしゃった時にお肌が乾燥されてお困りだとおっしゃっていましたよね?①
触らせていただきましたら、やはりかなりの乾燥と、加えて毛穴の詰まりによるザラツキがございましたので、
しっかりめに保湿パックとゴマージュによるピーリングをさせていただきました。②③
どうぞ、お触りになってみてください(手鏡をお渡しする)。④
すべすべになった上にしっとりしていますよね。
それでもまだ毛穴の汚れが取りきれていないのと、肌の保湿力が弱っているようですので、
あまり間を空けずにもう一度させていただけると、かなり違うと思います。
出来れば一週間から10日後あたりにご来店いただけるとベストですので、
ちょっとご予定確認なさってみてください。⑤
それではごゆっくりお着替えくださいませ。⑥」
…どうでしょう。
①いらっしゃった時のお客さまのご希望の確認

②ご希望に合わせてどういう施術をした、という具体的な方法の解説

③触ってみて気づいたことと、それに対する施術の解説

④それらを行った結果、どうなったかの確認

⑤プロの目から見て、現状からどのようなことがベストであるかの提案

⑥一人で考える時間
時系列に沿って理路整然と説明をすると、納得できます。
そして、次はいつがベストなのかをご説明していますので、
「次はいつがいいですか?」と伺うのが×である意味がお分かりになると思います。
お医者さまが「次は○日後に様子診せに来て」というのと同じです。
これは、リラクゼーション目的でも同じです。
むくみや冷え、心と身体の緊張度合いを察知し、次のタイミングをお教えして差し上げることは、
プロとしての使命です。
もちろん、お客さまのスケジュールもありますから必ずその日に再来いただけるとは限りませんが、
一番効果的な方法をご提案して差し上げられないのは、プロとしてはまだまだ…と言われてしまいます。
お客さまは、施術者に色々教えてほしいのです。
きちんと説明ができれば、お客さまは
「私の事をこんなに考えてくれている!」
と喜んでくださいます。
それって一番嬉しいですよね



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