主な検査方法:病理学的検査 | 癌の早期発見

主な検査方法:病理学的検査

代表的な検査方法の最後として、病理学的検査について解説してみたいと思います。

名称だけでは知らない人の方が多いと思いますが、血液検査・画像検査と同じく重要な検査方法になります。

ではここから簡単に説明していきますね。

病理学的検査では、すい生検といいます。
方法は、すい臓に針を刺して組織を採取する検査して、採取した組織に癌があるかどうか調べるのです。

ただこの検査は、まず血液検査(腫瘍マーカー)と画像検査を行い、それでも診断が困難な場合に行われる検査です。

これは血液検査や画像検査と比較して、患者さんの負担が格段に大きいからです。


生検、つまり生検組織診は、たとえば内視鏡検査で胃に病気が見つかった場合には内視鏡下でその部分の組織を一部採取し、その後病理部門で標本に染色を施し顕微鏡で病理検査を行って診断をつけていくものです。

病理診断は、病院においては、基礎部門である研究と臨床部門である治療を結びつけている部門で…
1.採取した細胞・組織の検査を行う「細胞診・生検組織診」
2.手術中に良性、悪性などの診断が必要な場合に検査を行う「術中病理診断」
3.手術で摘出された標本を用いる「手術標本病理診断」
4.亡くなった患者の死因や病因を調べるための「病理解剖」
などを行います。

すい臓がんの場合、画像診断の進歩によって数ミリ程度の小さな病変も発見が可能になってきました。

たとえなんらかの異変が発見されたとしても、その病変がはたして良性か、悪性かを判別するのは、一般に困難であることから、悪性が疑われる場合は通常手術が勧められることになります。