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兵庫県尼崎市で平成17年4月、乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故の刑事責任をめぐる神戸地検の捜査が越年することが25日、分かった。地検は、業務上過失致死傷容疑で書類送検されたJR西日本の山崎正夫社長(65)ら元担当幹部らの事情聴取をほぼ終え、上級庁との協議に入っていたが、立件の可否の判断をするにはさらに詰めの協議が必要と判断したもようだ。
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兵庫県警は、事故発生から3年以上が経過した今年9月、JR西の歴代幹部9人と事故で死亡した高見隆二郎運転士=当時(23)=計10人を書類送検。このうち、現場カーブを急カーブに付け替えた8年に鉄道本部長だった山崎社長ら当時の幹部5人については、自動列車停止装置(ATS)を設置しなかったことを重視し、起訴・不起訴の判断を検察に委ねる「相当処分」の意見を付けた。
地検はこれまでに書類送検された9人を含むJR関係者や鉄道事故の専門家ら延べ数百人から事情聴取。今月に入ってからも山崎社長ら同社幹部の聴取を継続していたが、聴取に対していずれも「あのような速度で運転するとは思わなかった」などと業務上過失致死傷罪の立件に不可欠な予見可能性を否定しているという。
地検は引き続き、上級庁との協議を継続。捜査は年明けにも最終局面を迎えるとみられる。
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