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 千葉県東金市の保育園児、成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(5)が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された勝木諒(りょう)容疑者(21)の弁護人が申し立てた勾留(こうりゅう)理由開示請求に基づく法廷が19日、千葉地裁(武富一晃裁判官)で開かれ、武富裁判官に勾留されていることへの意見を問われた勝木容疑者は「ないです」と述べた。逮捕容疑の死体遺棄や幸満ちゃん死亡に至る経緯などについて質疑応答はなかった。

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 武富裁判官は「(幸満ちゃんの)死因や死亡時期が明らかになっておらず、(勝木容疑者が)関係者に働きかけて罪証を隠滅する恐れや逃亡を疑うに足る相当の理由がある」と勾留理由を開示。弁護人の副島洋明弁護士(62)が勝木容疑者の意見陳述を弁護人との一問一答で行うよう求めたが却下した。

 勝木容疑者は白いワイシャツに濃紺のブレザー、ベージュのズボン姿で出廷。人定質問に「勝木諒です」と名前を答えたものの、生年月日や住所を聞かれると、うつむいて黙り込んだ。

 裁判官に意見を自由に述べるよう促されると、証言台で腕を組んだ状態であごや口元に手を当てて考え込むようにしたり、頭をかくしぐさをしたりしたが結局、ひと言も発しなかった。

 続いて裁判官が「事件の内容については分かりましたか。捕まって勾留されているという今の状況は分かっていますか」と尋ねると、いずれも「うん」などと回答。「捕まっていることに対して言いたいことは」の問いかけにも、首を振って否定する動作をし、再び念を押されると「ないです」と小声で答えた。

 その間、副島弁護士が「本人の口から容疑の内容や、なぜ勾留されているかを具体的に言わせてみてください」と要求したのに対し、検察側が「本人が勾留に対する意見はないと言っている」と応酬する場面もあった。

 千葉地裁302号法廷には傍聴の報道陣約20人が詰めかけ、傍聴席の抽選には約178人が並んだ。

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