金の性質
[元素記号] Au [原子番号] 79 [原子量] 196.9666
融点・・約1064℃ 沸点・・2856℃ 比重・・19.3
柔らかく、可鍛性があり、重く、光沢のある黄色(金色)をしております。展性と延性に富み、1gの金が、線に加工した場合約3000mの金糸になり、 箔に延ばした場合はおよそ1㎡ぐらいまでの金箔に引き延ばすことが出来ます。
金に限らず、すべての物質は固有の比重値を持っています。その比重値を調べることで、逆に物質を特定することが出来るため、真贋の鑑定では比重測定が大きな力を発揮します。比重とは同じ体積の4℃の水に対する質量の比を表します。
比重計は、水中と空気中での重量の密度を見ることで重さを割り出す測定器で、デジタル重量計の上に台(天秤)が乗った形になっており、慣れると誰でも簡単に判定出来ます。ただし、液体を使うので持ち運びがしにくいという欠点があります。
代表的なものをご紹介致します。
- ①貴金属テスター
- 最大2.1kgまでの金・プラチナの純度を測定できます。
- ②電子ゴールドテスター
- 電子テスターの形状をしていて、持ち運びが容易です。ホワイト、グリーン、レッドゴールドの測定もできます。
- ③乾式テスター
- ゲルも液体もつけないテスターで、基本的にはテスター用紙の状態を見て目で判断します。
- ④試金石
金の品位を判定するために古来から使われている方法で、ルーツは古代エジプトまで さかのぼります。タッチストーン(Touch Stone)と呼ばれる黒石の石に品位を調べたい サンプル金と、判定基準となる手札金(手本金)をこすりつけて光沢や色調を比較しま
す。
プラチナの性質
[元素記号] Pt [原子番号] 78 [原子量] 195.084
融点・・約1769℃ 沸点・・3825℃ 硬度・・4.5学術用語語としては白金が正しいが、現代日本の日常語においてはプラチナと呼ばれることが多い。ただしホワイトゴールドは異なる合金である。
単体では、白い光沢を持つ金属として存在する。化学的に非常に安定であるため、装飾品に多く利用される一方、触媒としても自動車の排気ガスの浄化をはじめ多方面で使用されている。酸に対して強い耐食性を示し、金と同じく王水以外には溶けないことで知られている。
プラチナの約66%がその工業用に使用され、残りの約34%が宝飾用に使用されています。
全世界のプラチナの約40%が日本での需要となりなります。
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