今月に入って、大学では声楽実技試験、大学院の口頭試問、卒業・修了発表会。日声協でもソロ試験や入所オーディションなど、演奏、論文などで若い方々の輝く姿を見続けています。いつもそれは自分の勉強になって嬉しいのですが、このところ先週末の大雪による交通機関の乱れで、皆さん余計なことにまで気を使って大変だろうなと思います。


 大雪が降った翌日の水戸では、ブラームスのホルン三重奏曲を演奏するはずのホルン奏者が、上野から特急が発車しないため来られず、急遽クラリネットの方が代わりに演奏した、ということがありました。演奏会の最後のプログラムでしたし、内々な演奏会でしたから、開演時間を15分遅らせ、休憩も5分長くして、暖かいお客様の拍手で終わりました。

またこれから関東は週末雪になるとのことですし、天気予報を参考に、移動などには余裕を持たせたいものです。

 普段分刻みで移動している東京の生活、もっと大まかになった方がいいのかなと思ったりもします。バスを5分待つにもイライラし、3分も待てば次の電車が来るのにかけ込み乗車をするのが、望むべき生き方とは思えないですものねえ。