●松戸
デジカメ写真を整理していたら、以前空港勤務で知り合った友人の写真が出てきた。
世界中たくさんの生きている人間が居る中でどのくらい自分の熱(=情熱)を相手に伝えられるかまたは解ってもらえるか。また自分もどのくらいの人々の熱を感じられるんだろう?
・・・・・・実際、こんな人と出会うのは男女ともに一年に一人出会うか出会わないかの頻度だと思う。
実はこの夏わたしはそんな人に出会ったのだった。
とっても貴重な出会い。哀しい哉、でもそれは恋人には成りえない。
フィーリングや波長もあう、お互いのこれまでのバックグラウンドも理解できる。
実はわたしは彼のことを一日たりとも忘れられない。
彼もことを考える。毎日。
わたしがこの後カンボジアに戻る、いつもの仕事が始まり日々は過ぎ行く。
彼はシェムリアップにはもう居ない。
彼は彼の地で、わたしは私の地でそれぞれの人生を歩んでいく。
もしかしたら、もう二度と会うことも無いのかもしれない。
・・・・・・・刹那い。
日本人のわたしは世界の中のアジアで。
アジアの中の東南アジア、インドシナ半島のカンボジアで。
カンボジアの首都ではなく、シェムリアップで。
彼もまた母国でなくシェムリアップで。
出逢えたことが奇跡。
ほんとに偶然ではなく必然だと思う。
心が苦しい、でも出逢えたことにとっても感謝する。
お誕生日、おめでとう。おめでとう。
またいつか、逢いたいね。