~東京通信・ことばの風景~





●東京、六本木




というわけで、師走に突入!

実はまだ日本で出発に向けてぐずぐず準備をしている段階なのである。日本を離れる前には年金やら健康保険やら銀行等手続きが色々と思ってた以上にあるわあるわ・・・。

今回は前回の駐在とは違い日本語の教材・教具等を備えていかねばならないのでかなり荷物は重くなりそう。
何でも揃うのが日本、でもこれから赴く場所ではそれが通用しない。限りある環境の中でどう自分なりに駆使してゆくのか楽しみでもあったりする。
出発は6日の便で発つ予定。


それはそうと、最近有志を募ってお食事会が相次いでおり友人に会う機会がグッと増えた。人と話す時、自分の口から言葉を伝えるのって凄く大変だと個人的に思う。

言葉の選び方や、発するタイミングとか。
そんなことを呑み会の宴席の傍ら、ふと考えてしまう。
最近再来日を果たしたペ・ヨンジュン氏の話し方は言葉が素直に沁みこんできて好感が持てる。
選んでるなぁ、と。そんな誠実さが甘酸っぱい時代を生きてきた女性のハートを掴むのであろうか。


コトバに関連して最後に。

数少ない言葉の背景に浮かんでは消えるもの哀しい風景がそこにはある。
一度聴き惚れして日課のようにここ最近毎日聴いている、ハナレグミの歌 ”家族の風景”。

暫くの間離れてしまう我が家族の風景と重ねてしまい、自分の身勝手な行動ながら涙があふれてしまうことさえもあったこの一曲、聞き込んでしまう。



私が20年住む街、今年の六本木ヒルズのイルミネーションはとっても綺麗!
けやき坂TSUTAYAの2階窓際に試聴できるスペースがあるのですが、そこから眺める夜景も絶景、好きなメロディーを聴きながら。
おすすめです。