茅ヶ崎ロミロミサロン・ワイオリハウスへ ようこそ
マウナケアに行く！ というのが目的だった私達。
けど、何のためにマウナケアに登りたいか。それがキチンと統一していなかったんです。 聖地と呼ばれるところに行くのには、しっかりと整ってからで無いと行くのはどうかな…と思う事が多々ありました。
ハワイアン、ハワイで暮らす人々にとってマウナケアはとても大切な存在です。
日本でも山は母親を表していたりしますよね。
今、マウナケア問題というのがあります。
山頂に新たに天文台を建設する計画に対して…
天文台を建設するだけで無く、多くの観光客が山頂にツアーで上がっています。
大勢の人が山に登るという事自体、環境に大きく影響をして聖地に踏み込んでいる行為にあたります。
マウナケアは世界で1番高い山、その上で祈りをするとはどういう事か…
色々話し合い、私達は登るのをやめて、ふもとで祈りをする事に決めました。
美しい星空やサンライズ、サンセットを眺め地球の美しさを感じる事もとても素晴らしい事で意味のある事だと思います。否定する気はありませんが、
色々な方面から物事を見られて良い機会になり、私の中で大きな学びになりました。
麓のヘイアウ（神聖な所、神社のような所は）でお供え物をするのですが、私達は日本の歌を捧げました。 声は素晴らしいお供えになります。
唄ったのは「ふるさと」
前日の練習の時から、歌うと涙が…
以前からこの歌を思うと涙が出ることがありました。 遠くふるさとを離れて一人暮らしをしているので、故郷の父母や友人、山や川を思い涙が出てましたが、
今回は… ふるさとってこの地球！みたいな。 大地に立てている事に感謝が溢れました。
