最近はD型にこもって風力発電機製作中であります。


小生、エコにはまったく興味ありません(非国民?)が、ちょっとやってみたかった自家発電と言う夢のある話♪
最近はLEDの明るい電球が各一流電化メーカーから発売されています。
そんな一流のおしゃれな電球は使いませんが、2ワットでそこそこ明るい電球を手に入れました。
2Wと言うことは、12Vバッテリーで換算すると約0.16Aで、損失が20%と大きく考えても0.2A程度です。
1A以上発電できれば電球が5個も点く計算になります。
これなら何とかいけそうかも(^^)

我が家にはオルタネータが2台あります。
40Aの12Vと50Aの24Vです。
早速ベンチテストです。
両方ともテストでは発電しましたが、12Vの方は1000rpm以上にならないと13V付近まで上がらないようです。
24Vの方は600rpm付近で14V付近を出力しました。

最初は12Vの方に増速プーリーを付けて見ましたが重くて回らず(^^;
2号機は、北の国からの純君が作ったような風速計式の風車も作ってみましたが、まったく回転が足りず(^^;;
3号機は、12Vのオルタネータにプロペラを直結してみました。
恐ろしいほど良く回りますが、やはり回転が足りず700rpmほどで頭打ちしてしまうため充電に必要な回転数には達しませんでした。

そこで!以下のような最終計画を立てました。
・24Vオルタネータにプロペラを直結する。
・700rpm付近で回転速度が落ちるような装置を造る。
・充電回路は3端子レギュレータ式。
・入力電圧16~30Vで13.2Vを出力する回路を造る。
・励磁電流は風圧スイッチを使って自動制御する。

そして完成間近なのが写真のヤツです。
プロペラは3枚羽根、根元15度・先端2度のひねりが付いています。
揚力とモーメントの計算から割り出した角度です。
回転しだすと推進力と揚力が発生します。(向かい風に進むヨットの原理と同じです)
難しい原理は省きますが、回転物は中心付近と先端では進む距離(速度)が異なるため、ひねりが必要となるわけです。
動的バランスを整えて振動を抑えます。

しかし!なんせ富良野は風が思うように吹いてくれません(^^;
無風の日が多いし、風向きも頻繁なバラつきがあり、もちろん風速も安定しません。
もう少ししたら春風の季節になりますので、テストはそれまでお預けです。
と言うより3月期末決算の関係で、短納期の仕事がたくさん入ってしまい、制作はちょっとお休み・・・
LED電球に明かりが灯る日は来るのでしょうかがく~(落胆した顔)