まだ井戸のドブさらい作業をしていた。

水はある程度キレイになるのだが、澄み切ったとまではなかなか行かない。
手を変え品を変え、井戸枠を覗き込むこと数百回・・・
そんな時、誰かが小生を見ているような気がした。
振り向いた・・・誰もいない
作業を続ける。しばらくすると、
また気配を感じた・・・ 誰もいない
なんだ?キツネ?鹿?
その正体はキネズミ(エゾリス)だった♪

近くをウロウロしている。こっちを見ている(^^)かわいい
車にカメラを取りに行っても逃げない。こっちを見ている。
この土地にはドングリの樹、つまりミズナラが数本立っている。
それを狙ってやってきたのか、ここに昔から住んでいるのか、いずれにしても先輩である。
心の中では「ごめんな、住み辛くしちゃったかな、もう樹は倒さないから許せ。その代わり美味しい水をいくらでも飲ましちゃるから」と思っていた。
予想以上に早かった富良野の冬の到来に、鳥たちやリスたちは焦っている様に見えた。
小生も同様に焦っていた(^^;
おおよそ透き通った水を溜めているタンクにゴジュウカラが飛んできた。
水浴び?こんな寒いのに?と思ったら飲むために飛んできたようだ。
なんだか嬉しかった。
キツネも鹿も鳥もリスものどが渇いたら寄っといで♪
優しい気持ちになった。