今現在、井戸を掘ろうとしている場所は、富良野を横断する無計画道路(通称:高規格道路)の建設地と程近い場所である。

地元の人ならなじみのある「通称:ナマコ山」にトンネルを掘って富良野の街をバイパスさせようと言う物だ。

また富良野の過疎化が進むことは必至。地元出身者としては基本的に反対である。

その膨大な血税を投じて建設する道路を計画した理由は、富良野国道(237号線)がラベンダー時期に混雑するからだとさ。

あほか?呆れて言葉もでんわ。

確かに風物詩化されている富良野渋滞。夏から秋にかけて休日のほんの何日間か渋滞する。

無駄の一言に尽きる。だから道路特定財源問題の真っ只中の今は工事が進んでいない。ほとぼり冷めたら再開するだろうけどね。

しかし、小生にはちょっぴりラッキーなこともあった。

トンネル掘削のために周辺の地質調査をしていたのである。

 



三次元浸透流解析と呼ばれる地質を3D化して地下水の浸透率や係数、断層などを時代ごと(白亜紀などの)に断層図化したものがある。

そのデータにより地下水の水面到達期待値や水脈の経路などがかなり高確率で予想できる。

小生の土地は第四期の堆積物が逆断層作用によりせり上がった土地だと言う事も判った。

つまり平地と同じ高さで水脈があるということだ。

 



断層は山に向かって約1000m付近に御料断層があり、見事に競りあがっている。

水脈はその向こうの西岳(夕張山地)標高350m付近から山肌をなぞりながら230m付近まで一気に下がり、被圧地帯の地下でダム化して空知川付近の沖積層へ断層突き抜けながら流れている。

水をろ過する条件としては申し分ない。

心配なのは鉄分だけだ。つまりマンガン質が多くないかどうかである。

それにしても断層を突き抜けてくるなんてロマンを感じてしまう。

ロマン感じてても水は出ないので、入手した資料を信じて更に掘り続けましょう。

予想は図中で示す水脈と、空知川の水位よりも高いはずだから、簡易的に三角測量した結果、12m位で出水するはずだ。(4階建ての賃貸マンションくらいの高さ)

ただ水脈に当たればの話だけど(^^;