富良野に帰郷後は、何か食べ物屋でも細々やってみるべか・・・
なぁんてちょっと思ったりします。
自宅兼店舗で少ない現金収入でもいいんです。
甘い考えだ!と言われそうです(^^;
それでもその気になった時に困るので、食品衛生責任者の資格を取りに行きました。
と言っても試験があるわけではなく、ただ講習を聞いていれば良いと言うものでした。
小生にとって講和は興味深いものでしたが、ほとんどの受講者が居眠りをしていると言う状態で、朝から夕方まで缶詰です。
いびきもちらほら聞こえてきます。
それもそのはず、受講者のほとんどが水商売。眠いはずです。
なんとなく匂わせぶりな講師の発言がありました。それは・・・
「居眠りしてても貰える資格と言うことで、抗議の声が高まってきています。試験制度にした方が良いのではないかという声も上がっています。現時点では試験による合否判定は行っていませんが、今後どうなるかわかりません。」との事でした。
そのうち取りたいと思っている人はお早めに行かれては?(^^)
たしかに終始寝ている人も少なくない状況でしたし、食中毒事故も増加の傾向にあるようですし。
しかし、終始聞いていて思ったことは、普段台所でやっている事や買出しに行ったときに気をつけることとほとんど差は有りません。
清潔な手で新鮮なものを衛生的な器具で調理すると言う当たり前のことです。
その基本中の基本が出来ていないお店が食中毒を出すのです。
プロに課せられる義務は(私的意見)
・仕入れルートの確保、つまりトレーサビリティです。
(疑わしい食材は仕入れない。当たり前です)
・食材の保存方法や器具の消毒方法など
(なんでも熱することでOKとか思ってる調理人が実際に居る)
・調理者自身の健康・衛生管理
(病気持ちの調理人がこねたハンバーグは食いたくないでしょ?)
だと思います。
美味しい料理の提供は4つ目であり、あくまでも不衛生であってはならないと思うのですが、それじゃ商売あがったりだと言うお店も有るかもしれません。
しかし、食物屋は一度信頼を失うと二度と繁盛することはありません。
ワンミスでアウトなのです。
都会では店の名前を変えて再出店すれば良いのかも知れませんが、田舎じゃそうは行きません。
おばちゃん噂話のネタとなり、ブロードバンドよりも高速で伝わり、周知徹底されるわけです。
利益ももちろん大切ですが、何よりもお客さんの健康を害してしまう訳ですから、興味を持って勉強していきたいと思うこの頃でした