今までは,厚生労働省の定めた暫定規制値(500Bq/Kg)で考えていたものが
4月に施行予定の食品衛生法における基準値(100Bq/Kg)となると状況が変わってきます。
栃木県の一部の河川では,渓流魚の解禁延期となりました。
そうなると・・・
遊漁券が売れない
釣りができない(または,釣りは可能でも持ち帰りができない)
観光産業は?
釣具店は?
放流事業は?
いろいろと影響が出てくるわけで・・・
かなり深刻な問題になってくると思います。
岩洞湖の漁協では,ワカサギの放射性物質測定を数回行ってきました。
すべて100Bq/Kg以下ではありますが,サクラマスなどの測定はしておりません。
サクラマスになりますと,ワカサギの3倍くらいの放射性物質の値になるという話もあります。
食品衛生法という法律に縛られるわけで,実際にどのような数値が出るのか放射性物質測定を行い白黒はっきりさせなければならない状況です。
実際のところ「岩手県」か「漁協」のどちらかが動かなければならないのですが,今回は漁協で放射性物質測定を行うことで動いてくれました。
このようなことで,サクラマス1~2キロを漁協へ提供をしていただきたいというお願いです。
貴重なサクラマスではありますが、放射性物質のデータを揃えるためご協力できる方は、漁協の監視詰所までサクラマスを持ってきていただけないでしょうか。
ご協力よろしくお願いいたします。
釣った日,場所も忘れずに
岩手県内水面漁業協同組合連合会
内水面魚類の放射性物質の調査結果(お知らせ)
http://www18.ocn.ne.jp/~itnaisui/data/housyanou_120229.pdf
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