話せばわかる?


 よく、『話せばわかる』と言われますけれども、わかることとわからないことってありますよね?


そして、言葉を使えば使うほどなんとなく、すれ違っていくと感じたことはありませんか?


そもそも言葉っていうのは一体何なんでしょうか?


言葉とは、私たちの体験から記憶された一つのラベルのようなものだという風に思ってみてください。


 体験を引き出しに入っている中身だとすれば、その言葉は引き出しについているラベルのようなものです。


 なので、一人ひとり体験が違いますので、その言葉にまつわるエピソードも違えば、イメージも違ってくるわけなんですね 。


だから、厳密な意味で、人と人とが全く同じように理解し合うというのはかなり難しいことになります。


 はっきり言って、私たちは思い込みの世界に来ていますので、誤解と誤解で成り立っていると言ってもいいかもしれません 。


それがお互いにとって都合のいい誤解でしたらトラブルも無いのでしょうけれども…。


もしかしたら、同じような事を言っているのに、違う違うと 困った誤解をしていることもあったりしますよね。


 言葉が通じないなーって、思った時。


ちょっとこの動画のお話を思い出してみて下さい。

そもそも通じなくて当たり前というところから出発してみると、 相手が悪い、かわいそうな私!

と、怒ることなく 今私にできることは何だろう…と考えていくことができますよね。