5-FUお持ち帰りボトルを付けている時は、針の部分が濡れないようにしなければいけないので、入浴するのにもかなり気を遣います。
まずは、お風呂の蓋にボトルを乗せて・・・みたいな。
湯気でテープが湿ってしまうのも不快なので、実際は湯船に浸かる事は殆どありませんでした。
基本的に下半身のみシャワーで済ませます。
上半身は、ビオレやバンのサラサラボディシートを使用していました。
問題なのはシャンプー。
抗癌剤投与日はとにかく体が怠いし、胃もムカムカして気持ちが悪い。
しかも副作用の火照りで大汗をかいていたので、とにかくシャンプーだけはしておきたい!!という女心。
体はツライが病人だからといって美容をサボりたくない、という妙なプライドが捨てきれず・・・
シャンプーだけは出来る限り頑張りました。
首にタオルを巻いて、シャワーがポート部分に流れないように慎重に行いました。
けれど・・・どうしても自分的に限界な時もあるのです。
真冬の寒さや、吐き気が酷い時はさすがにシャンプー出来なかった事もあります。
そんな時は術後にも使っていた、
【水のいらないシャンプー】の出番です。
シャンプーとはいっても、泡立つわけではありません。
スプレータイプで、一時的な爽快感を味わえるだけです。
ほんのり香って頭皮の臭いや、べたつきを誤魔化すレベルのものです。
調子に乗ってつけすぎると余計べたつきますが(;^_^A