そういえば、FOLFOX、FOLFIRIの時の5-FUお持ち帰りボトルについて詳しく書いていませんでしたね。
話が前後してしまいますが、簡単にまとめておきます。
あのポンプを見ただけでも吐き気がしてきそうなので、当時の写真は撮っていません(笑)
代わりに5-FU返却用のケースを紹介します。
私が使用していたのは、ダイソーで売ってる工具用のケースです。
持ち手があると便利です。
大体、ペットボトルが入る大きさがベストです。
(5-FUが余裕で入ります)
あのお持ち帰りボトル、本当に邪魔なんですよね。
まず、見た目がいかにも・・・な病人姿になるわけです。
オマケに副作用のピークを体験しながらの不便な生活。
「こんな事をしなければ私は生きていけないのか・・・」
と、かなりの精神的ダメージを受けました。
(入浴時については次の記事で書きますが)
途中で針が抜けてしまわないかとか、抗癌剤の漏れや、落ち具合を常にチェックしなければいけないし、とにかく気を遣います。
たったの46時間我慢すればいい事なのですが、やっぱりツライものはツライ!
今現在はXELOX療法でゼローダを服用していますが、これが5-FUと同等の効果があるらしいのです。
お持ち帰りボトルから解放されて精神的には楽になったけど、
「経口抗癌剤になってみて、体は楽か?」
と聞かれたら、実際はそうでもないんですよね。
経口抗癌剤の場合、点滴直後の副作用で吐き気があろうが、食欲不振の時でも飲まなければいけないという地獄。
自分の体調に合わせて休薬も出来るのが利点ですが、延命治療の私にとっては出来れば休薬は避けたいし、何が何でも飲まなければ・・・という男気を試されているような気分になります(笑)
そして2週間は飲み続けなければいけないので、胃痛等の軽い副作用がダラダラと続く感じなのです。
結局どの抗癌剤も、それぞれ副作用が違うし、また違った辛さが出てきますよね。