2008年ワースト10です | gandcepmarcmindのブログ

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今年は何かと面白い映画が多かった反面、再び邦画に冬の時代が来るのかと思わせる残念な映画が多かった一年でもありました. てな訳で今年もやります. 2008年のワースト10作品です. ちなみに今夜放送予定のABCアシッド映画館シネマグランプリの規約に則り、対象期間を2007年12月~2008年11月公開作品にしております. ですから2008年12月公開作品は入れておりませんので、あしからずです. 1位 『フレフレ少女』 これは高校野球を冒涜した映画です. 製作陣は全国の高校野球ファンに土下座して謝ってください. あと硬派な応援団に横文字は似合いません. 2位 『イキガミ』 個人的にこの偽善ときれいごとだけの設定がダメというのもあったのですが、何よりも3話バラバラで描くので「みちしるべ」という曲が活かされていないのが非常に残念. 同時進行のオムニバスにするべきですよ. 3位 『ハムナプトラ3呪われた皇帝の秘法』 見たことすら忘れるほどご都合主義すぎる映画でした. レイチェル・ワイズが降板したいと思った理由もよく分かります. 4位 『ジャンパー』 主人公たちが好き勝手に飛ぶのはいいですが、観客の記憶まで飛ばしてしまう映画にするのはダメダメです. 5位 『イーグル・アイ』 『エネミー・オブ・アメリカ』とほとんど同じでがっかりでした. 「全人類に警告」する前に誰か「スピルバーグ閣下に警告」してあげてください. 6位 『ベオウルフ/呪われし勇者』 主人公が悪魔と戦う映画ではなく、観客が睡魔と戦う映画でした. これならまだ クリストファー・ランバート版 の方が面白かったです. 7位 『テラビシアにかける橋』 観客の想像力を奪うような映像の数々は全て蛇足でした. 観客の実体験とリンクする映画なのに、それをジャマするのは無粋です. 8位 『うた魂♪』 歌の上手い主人公が性格を矯正する映画なんて見たくないです. それよりもゴリさん率いるヤンキー合唱部の尾崎豊メドレーをもっと聞きたかったです. 9位 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』 懐かしさだけの映画でした. ご都合主義のオンパレードも調子に乗りすぎ. そして何よりもあのラストは『インディ・ジョーンズ』じゃないですよ. 10位 『ホームレス中学生』 原作が売れに売れたので映画は適当にというのが感じられたのが残念でした. 格子縞のナイキビッグナイキハイ あと関西人としては吹田から須磨まであんなに近い訳ないやろ! と吠えておきたいです. てな訳で10本中4本が邦画というのが邦画冬の時代再来を否応なく予感させてくれます. 果たして来年の日本映画界はどうなってしまうのでしょうか? ちなみに私の2008年ベスト10は12月30日に発表させていただきます. 深夜らじお@の映画館 は今年もたくさん面白くない映画を見てしまいました.