久々のブログ更新。いろいろあったので日記風に振返り。ちょっと死にそうだったかも。
7月2日
退院に向けて“お試し”の一日外泊(一時帰宅)となった。そりゃあもう、毎日、おかゆと、はんぺんのくず煮(朝)と卵とじうどん(昼)白身の煮魚(夕)の完全同一メニューのローテーションだったから「美味しいものをくうぞー!」とやる気満々。おうちで食べた「黒埼茶豆」と「揖保の糸そうめん」に涙がでるほど感動。
7月3日
新潟のシーサイドラインをドライブして「魚のアメ横」寺泊へ。ここでお昼は「かにラーメン」そして浜の磯焼きと一緒に網にのる、あつあつのトウモロコシをがぶり。はああ、うまいなあ。やっぱ幸せって身近にあるんだよねえ、としみじみ思う。
▲新潟寺泊の定番「かにラーメン」。麺もスープもどうってことないが、蟹の身をほぐしながら、すべての足の身までつるるっ、と食べる旨さが好きなのだ。
7月4日
病院に戻った後の血液検査もOKのよう。8日に退院することが決まる。
7月5、6日
病室で吐血。深夜、こっそりトイレに吐いたので医者に内緒のまま退院を待つ。
7月8日
実はものすごく具合が悪く貧血の自覚があるけどどうしても病院出たくて、黙って退院。
7月10日
深夜、自宅で吐血。あーあ、やっぱり吐血。なんとか持ちこたえないかな、と思っていたがどうにも止まらない。この日2度目の吐血で観念し、妻に「ピーポー、頼む」。
なんと来てくれた救急隊員は仕事関係での知人。(あれ?こないだ会議後の宴会であいさつしたばかりじゃん。あ~、これで伏せていたわしの病名とか全部バレバレだあ・・・などと思っている間に搬送され)
というわけで・・・輸血して、また6月半ばの当初入院時に逆戻り。
7月21日
再入院して11日目、おかゆどころか「禁食」がずっと続いている。
やれやれ、ささやかな欲を満たしたおかげで、大変な禁欲を強いられることに。
「自業自得」の見本みたい。でも、ここ最近、さまざまな料理・肴を最大限美味にして味わう「おいしい夢」を見て楽しんでいる(転移は骨まで進み、かなりの末期がん患者になったようだが、近いうちにまた必ず退院して旨いモンを食す望みは捨てられない)。ふんっ、まだまだ死なないぞ。



