動物園のような夜の部屋 | タコ部屋生活からみえる人間模様

動物園のような夜の部屋

かなりいいダシのでているだろう風呂をあがった俺は野本君と一緒に近くのコンビニまでいった。
野本君はとても感じのいい青年だ。
しかしやっぱり若くして飯場にいるには理由があった。野本君の場合は高校卒業後、就職するも社会になじめず家に三年引きこもっていて、最近親に勘当されたみたいで俺と同じで上野をウロウロしていたら手配師に声をかけられたみたいだった
俺と野本君は早くこの生活から抜ければいいね。とりあえず2人で15日頑張ろ。と励ましあい部屋に戻り布団にはいった。部屋に戻り布団に入った。
外の人らはすでに寝ている人がほとんどだった。
それにしてもみんなハンパじゃないイビキ、歯ぎしり、寝言だった。
これに慣れるまには時間がかかった。
こうしてまだ仕事はしてないが飯場生活1日目が終わった。