医師はお金の話をしてくれない | 直腸癌からのストーマ造設・閉鎖からの肺転移2回

直腸癌からのストーマ造設・閉鎖からの肺転移2回

46歳、直腸癌の体験記。ストーマ造設(イレオストミー)。半年後、ストーマ閉鎖。肺転移手術2回。肺の良性腫瘍摘出手術1回

これから癌の手術・治療を始める方も読んでいると思いますので、基本的なお金の話をします。

 

手術をしたことある人は、絶対に気にしていることがあります。

 

月をまたいで入院しないこと

 

手術をしていなくても「高額療養費制度」で医療費の上限があることは知っている方も多いでしょう。でも、月をまたいで入院すると、それぞれの月で入院費が計算されるので、思っていた以上に治療費がかかることになります。

 

僕もこのトリックに引っかかって1回目の入院は27日ぐらいにしてしまいました。
1日に入院していたら、たぶん、3~4万円ぐらい治療費は安くなっていたはず。

もちろん、2回目からは入院日の希望を出しています。

 

手術・入院費だけでなく、CTやPET検査、抗がん剤などあらゆる治療に対して、治療費を教えてくれません。というか、医師は治療費を知らないようです。

 

入院費・治療費は病院事務の方に聞くのがいいと思います。

抗がん剤は、点滴の場合は事前に、錠剤は薬剤師にジェネリックなのかを聞いておくといいでしょう。

 

保険診療でも医療費に注意していないと、思わぬ高額出費になってしまうかもしれません。