エアーバッグかシートベルトか | アムステルダム・フルマラソン

アムステルダム・フルマラソン

70歳にして自己ベストを
更新できた。
5時間9分56秒。

嬉しい!

ゼッケンの隣に印刷してある
名前を見て
Hiroki, go,go !
と応援してくださった多くの
見知らぬみ人たち、ありがとう。
来年また会いましょう。

クライスラー再建で知られるアイアコッカが、自叙伝のなかで興味ある見解を述べている。


20年以上も前の本なので今は事情が違うだろうが、彼によるとシートベルトの方が安全。


エアーバッグがふくらむと運転手は前が見えなくなる。

ましてや走行中に誤ってふくらんだら大変な事故になる。

実際、当時のアメリカでは誤作動が多かったそうだ。


その点シートベルトならきゅっと締め付けられるだけで、目も腕も自由なまま。 

普通に状況判断ができ、すばやい行動をとることができる、という指摘だ。


知り合いのとばし屋が、アルファロメオでパリの環状線のガードレールに

激突したときの話をきいたことがある。


哀れアルファは団子のように丸くなったが、本人はエアーバッグが顔にバーンと

ぶつかって擦り傷ができただけだった。


完全な酔っ払い運転だったので、警察にしょっぴかれるのではないかとびくびくしていたが、

腫れた顔を見た警官は「大丈夫か? 大丈夫か?」と心配してくれ、酒のことはお咎めなしだったそうだ。


これはエアーバッグの利点と言えるかも知れない。