15日は終戦日、戦後77年が経過したということです。
当日にこれに触れると、いささかうるさいことになるので、2日遅れです。
終戦記念日、という表現もありますが、何が記念されるのでしょうか?
祈念、という言い方ならわかりますが、それなら終戦平和祈念日とすることが
必要ではないかと思います。
終戦となったことを記念することなどないのではないかな・・・。
無論、自分が生まれる前のことですが、先の大戦には先祖、親族は数多く、
というかほとんど全員が関わったわけです。
祖父はビルマで九死に一生を得たという歴史があり、終戦後2年以上復員せず、
死んだものと考えようと言っていたころ戻ってきたとか。
長崎の原爆で亡くなった、母のいとこなどの親戚もいます。
戦うこと、殺しあうことは「生物としての本能」という説もあるようですし、
人口の調整や淘汰の為に、生物には殺戮の歴史が欠かせなかったという説も
あるようです。
とはいえ、人類も文明を得て、文化を謳うようになったのであれば、そういった
愚行をやっても良いわけがありません。
何にしても、問題は数少ない「狂人」が世論やポピュリズムを戦いの方向に
持っていくよう扇動している、という事実に気づく必要があるのではないでしょうか。