応急手当WEB講習 上級救命講習を受講 | 空手と護身と穏やかな人生

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昨日は応急手当WEB講習 普通救命講習を受講しましたが、二日連休でしたので今日は頑張って上級救命講習を受講しました。

内容は普通救命講習に下記項目をプラスされたものでした。

①直接圧迫止血法②保温法③ショック時の対応④包帯法⑤副子固定法⑥熱傷の手当⑦熱中症への対応

があり、どれもなんとなくわかる感じがするものの、講習を受けてみるとしっかりと理解できました。

最後のテストは30問ありましたが、また1問間違えてしまいました。

しかし、各項目は個別動画閲覧のリストから視聴したい動画がいつでも繰り返し視聴できるので、今後の休日は自信が持てるまで何度でも視聴したいと思います。

応急手当を学んでおくと、自分だけではなく大切な人を守る事も出来るばかりではなく、目の前で誰かが倒れていたり怪我をしていたりした場合でも、即座に対処できるのでとても有益だと思いました。

丁度今日のヤフーニュースにこんな記事がありました。

「情けは人のためならず」は科学的にも正しかった! 優しい人は損をしない「返報性の法則」とは

『なぜか人生がうまくいく「優しい人」の科学』#1
「“優しい人”は損をするのでは?」という疑問に精神科医の視点から応えた新刊『なぜか人生がうまくいく「優しい人」の科学』。実は「情けは人のためならず」は本当だった!?

書籍より一部抜粋、再編集してお届けする。

「情けは人の為ならず」 は、科学的にも正しい考え方
私が好きな言葉の一つに、「情けは人の為ならず」というものがあります。

シンプルに言い換えれば、人に対する情けは、相手のためではなく、巡りめぐって自分のためになる……という意味です。



この言葉は、人に優しくすることの「核心」を教えてくれるものだと思います。

旧5000円札の肖像画で知られる教育者で思想家の新渡戸稲造は、1915年(大正4年)に著した『一日一言』の中で、次のように記しています。



施せし情けは人の為ならず
己 おのがこころの慰めと知れ
我れ人にかけし恵は忘れども
人の恩をば長く忘るな

これを現代語に訳すと、次のようになります。



情けをかけるのは、人のためではない。
ただ自分が満足できれば、それだけでいいと知っておこう。
人にかけた情けは忘れても、
自分がかけられた情けは、ずっと忘れないようにしよう。



要するに、人に優しくすることは、相手のためだけでなく、後で自分にも還ってくるのだから、人に見返りなど求めず、自分が満足するだけにしておこう……ということですから、この考え方に私も同感です。

精神科医として補足するならば、新渡戸稲造の考え方は、単なる人としての教訓ではなく、科学的にも正しい視点だと思います。



人間の心理には、 「返報性の法則」と呼ばれる原理があるからです。

返報性の法則とは、相手から優しくされたり、親切にされると、その好意に対して「お返しをしたい」と感じる人間の心理のことです。



友人や同僚にピンチを救ってもらったら、 「次は自分が相手を助けてあげたい」と思うのではないでしょうか?

相手に何かしてもらったら、その好意に報いるために、今度は相手にも何かしてあげないと気がすまない……という心理が人間には備わっているのです。



その一方で、返報性の法則には、マイナスの要素もあります。

相手に嫌なことをされた場合には、それに対して「仕返し」をしたい、復讐したいという気持ちが生まれてしまうことです。



周囲の人に優しく接している人と、冷たい態度を取っている人では、人に優しくしている方が、結果的にいいことがある……というのは、こうした人間の心理が働いていることに理由があります。