消費者金融「袋叩き」
「アコム」の再検査報道以来、「消費者金融業界」が、袋叩きに遭っているようです。
昨日の夕方MBSでやっていた「報道特集」(東京ではTBS、すっかり老けてしまった「田丸」さんの司会です。)で、「消費者金融」の犯罪的行為として、「本人確認の不備」と、「認知症患者への借り入れ意志を確認せず、契約していた」問題を取り上げていました。
「認知症患者」の件は、いわゆる、他社分の借金をまとめるてあげるので、「土地」を担保に差し出して欲しいとの申し出に、「土地」を持っている「認知症」で寝たきりの「実父」に「意志」を確認できず、「消費者金融社員」が、勝手に「代筆?」し「私文書偽造して」不動産担保ローンを貸付したとのケースです。
このケースでは、何時の間にか「父」が「主債務者」で、「子」が「連帯保証人」になっているそうです。これは、「子」の「他社借入」が「社内規定」にひっかかるので、「父」を査債務者に変えた、カラクリみたいなものを感じます。もしそうであるなら、「社員」は「会社」をも、裏切っていることになるのですから。そこのところを、もっと追求して欲しかったですね。
この会社の「社内風土」自体が、相当荒んでいると感じます。
この件を担当している弁護士は、「この貸付は無効」として、契約の取消しを求めているそうです。
「契約の取消し」とは、「貸付金を私消していたとしても、返済の義務が無くなる決定」だそうです。つまり、もう「返さなくていい。」ということだそうです。
「アイフル問題」のときにも、取り上げられた「事例」のようです。
なぜ、こんな「危険」な「契約」をするのか、理解に苦しみます。
それほどまでしなければ「貸付先」が無いことの「証拠」です。
「儲けまくっている」うえに、さらに何でもよいから、「貸せるお客」を捏造する。「低い思想の社員」が、育っているのでしょう。
寂しい限りです。
このところ、「消費者金融」はじめ、「明治安田生命保険」や「損保ジャパン」など、金融機関の「志低い社員」の多さに、閉口してしまいます。そのために、「業務停止命令」を受けるまでに至っており、これら「業界」の持つ、「儲け一辺倒」の姿勢を攻撃せずにはおられません。
さらにもっと、消費者金融の「社員の能力」が低いことを「証明」する「明確な証拠」があります。
「報道特集」で、取り上げられていた、もう一つの「本人確認が不完全」であるという問題です。
この件については、申し訳ない。時間が無いので、明日詳しく説明しましょう・・・・・・(つづく)