“ダービーシリーズ2021”「第29回東北優駿(岩手ダービー)」は1番人気リュウノシンゲンが完勝!
岩手3歳三冠路線の第1戦・ダイヤモンドカップに続き、見事ダービーの栄冠を獲得!!岩手3歳二冠を達成しました。
■ 勝利騎手コメント 坂口 裕一 騎手
「調教師さんからの作戦の指示は特に無くて、行ければハナに行こうかなとも思ったのですが、ファッベラがハナを主張してきましたし、距離も考えて2番手に控えました。ゴールデンヒーラーがすぐ後ろに付けてきましたが、見える位置でしたから自分としては気が楽でしたね。
勝負所が迫って、逃げていた馬が下がって来たので、そこからは自然に、馬任せに先頭に立った形。直線は後ろから差を詰められたんですけれども、バテたわけではなくて遊んでいた感じ。後ろからの馬の気配を感じたらまた伸びてくれましたから、交わされるとは思っていませんでした。
今回は勝たなければいけないと思っていましたが、馬の力を出せれば勝てるだろうとも思っていました。馬の状態も良かったですから、そんなに緊張する事無く挑む事ができました。
2000mになると折り合いがつきにくいところも感じますが、3歳になって馬体的にも精神的にも成長している。全国区の馬との戦いになっても必ず対応してくれる馬だと思っています。次戦が遠征なのか休養なのかは分かりませんが、次のレースも応援よろしくお願いします」
■ 優勝調教師コメント 菅原 勲 調教師
「レースでの位置取りは特に指示は出さず、2番手でも3番手でも良いと思っていました。道中は良いのですが一頭になるとちょっととぼける様なところがある馬ですので、途中で直線に立ったところでそれが出た感じ。最後迫られても交わされるとは思っていませんでしたが、馬がちょっと遊びすぎでしたね。もっと楽に勝てる力がある馬だと思っていますからね。
このあとも順調であれば遠征レースをしてみたいですし、そうでなければ夏休みの休養をして秋に備える。その辺は馬の状態を見ながら考えたいと思います」
【参考情報】
※リュウノシンゲン号は3歳二冠を達成
※リュウノシンゲン号は重賞7勝目
※坂口裕一騎手は東北優駿初制覇
※菅原勲調教師は東北優駿初制覇