水沢信用金庫杯

第46回 あやめ賞(M2)

水沢競馬場3歳牝・ダート1400m 

4月18日(日) 17:35発走
 

1974年に創設された3歳牝馬特別・あやめ賞は2014年に重賞へ格上げ。3歳牝馬路線はこの一戦からスタートし、1着馬から3着馬には“GRANDAME-JAPAN2021”3歳シーズン、そして岩手牝馬クラシック一冠目・留守杯日高賞(5月16日 水沢1600m)の優先出走権が与えられます。昨年は北海道1勝、南関東を経て岩手入りしたアンズビジンが快勝。単勝2550円、3連単5万360円の好配当を演出しました。

 

【注目馬情報】

★ゴールデンヒーラー

昨年の岩手2歳は豊作年でしたが、その一角を形成。北海道交流・知床賞、2歳牝馬全国交流・プリンセスカップと重賞2連勝を飾り、7戦4勝2着3回。最優秀短距離馬に選出されました。ほかの有力馬が実戦を使われているのに対し、今季初出走のハンデがありますが、絶対能力でカバー。日高賞へ向けて好発進を決めるか注目。

 

★ベニスビーチ

北海道2勝、笠松準重賞2勝。重賞・新春ペガサスカップでも2着を確保した強豪牝馬。南関東移籍後は3戦5着が最高でしたが、貴重な経験になったはず。兄は“幻の岩手三冠馬”と言われたロールボヌールです。

 

★ファイントリック

こちらは兄がエンパイアペガサス。400キロそこそこの小柄な牝馬ですが、パンチ力抜群。タイトルこそ手にしていませんが、昨年は重賞で3着3回。今年も牡馬相手のスプリングカップ2着で気を吐きました。

 

★レッジョエミリア

昨年8月、新潟芝1600m・2歳新馬戦で3着の実力馬。以降は二けた着順に沈み、前走はダート戦で大敗しましたが、父エイシンヒカリ譲りのスピードが身上。課題は多そうですが、スンナリ逃げれば一発あるかも。

                                                                                   

文 松尾 康司